木曜日の夜メールサーバがコケた理由がサーバのキャパシティ不足だ、というので、サーバのスペックを倍増させました。
障害を見てもらったデータセンターのサポートの方によると、
「Perlのプロセスが多すぎて、それでメールサーバがコケた模様。
ちょっと、Perlのプログラミングを見直していただくか、サーバを増強するかしていただかないと・・・。」
とのこと。
「Perlのプログラミングを見直せ」といわれても、私がPerlのプログラミングしてるわけじゃなくて、(このブログを管理しているソフト)MovableTypeがPerlで処理をしているということですから、私としてはいかんともしがたいところ。
ブログを見に来ていただく方が倍増しているというわけでもないので、いつの間にかキャパシティが足りなくなっていた原因の大半は、結局、(機械が送りつけてくる)スパムコメント、スパムトラックバックの負荷が急増している、ということかと思います。
関わっている企業の方々には「キャパシティ・プランニングはしっかりやってるのか?」というツッコミを入れさせていただいている私ですが、自分のサーバのキャパシティ・プランニングは、まったくなっていなかったということで・・・大変失礼いたしました。
というわけで、サポートの人のセールストークに乗っかる形で、リソースが2倍のサーバにアップグレード。(つまり、今回増加したリソースのコストはスパム業者のために捧げられるわけでありまして、なんともアホらしい限り。)
これで、今使っているレンタルサーバのシリーズとしては最上級のスペックになってしまいまして、これ以上キャパが必要な場合には専用サーバにするしかありません。今回のアップグレードは、(おそらく)センター側の管理者の方が論理的にスペックを切りなおすだけでよくて、当方としては何も移行作業が必要なかったんですが、別のサーバにデータやシステムを移すとなると、OSやら仕様やらも違ってくるでしょうから、サーバ管理の専門家でない私としてはエラいことです。
これ以上スパム量が増えるとなると、ハチマキを締めてサーバと格闘するか、はたまたコメントやトラックバックの受付は停止させていただいて負荷を軽くするかの選択を迫られることになりますね。
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無料でもブログはできるのにブログのサーバ代に月数万円もかけるというのはバカバカしいと思われる方も多いかも知れませんが、毎月10万人単位の方とコミュニケーションしてくれる広報マン兼営業マン兼R&D担当者が月給数万円で働いてくれていると思えば、コストパフォーマンスは依然としてメチャクチャいいとも言えます。
(ではまた。)
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