「運王」とリスク

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6日のエントリー「神とリスク」の続き、です。
(kataさんからコメントいただきました。ありがとうございます。)
「リスク」というと普通は「ダウンサイド・リスク」を想像するかもしれませんが、広義のリスクは「分散」「ばらつき」「σ」「ボラティリティ」などと同様の概念で、アップサイドも含んでます。
つまり「リスク=運」とも言えますね。
以下、今週発売の「イブニング」で最終回を迎えた「運王」より。
まあ、ただのマージャン漫画と言ってしまえばそれまでですが、「運とは何か」を考察したマンガでした。
(これから読む方は、ネタバレ注意。)
image001.jpg (Amazon.co.jp)

日本を支配するほどの巨万の富を得た後、すべてを失った照夜(写真)が、主人公「ゲッツー」に向かって問いかけるシーン。
(照)なァ ゲッツー 教えてくれよ
   運って何なんだ?
(ゲ)運は・・・・・・エレベーターだ
(照)エレベーター?
(ゲ)そうさ
   俺たちを上へも下へも連れてってくれる
   だけど大切なのは その位置じゃねェ
   屋上にいようと地下にいようと・・・
   大事なのはエレベーターに乗ってる中身なんだよ
(照)なァ ゲッツー
(ゲ)うん?
(照)俺はもう一度上に昇れるか?
(ゲ)上行きのボタンを押せ
   そしてゆっくり待って開いたら
   迷わず飛び乗るんだ

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