月曜日に、
Goldman Sachs, Morgan Stanley Become Bank Holding Companies
というThe Wall Street Journalの記事に「the end of Wall Street」というフレーズが使われているのを見て、(なにせ、まさに「Wall Street」 Journalの人が「the end of Wall Street」と言ってるわけで)、非常に心揺さぶられる複雑な思いがしました。
・・・と思っていたら、続いて以下のような記事が立て続けに。
Nomura to Buy Lehman’s Asian Operations
Mitsubishi UFJ to Buy Large Stake in Morgan Stanley
Nomura Close to Buying Lehman’s European Operations
Gooood Job!
10年前からさんざん日本の会社をお買い上げいただいたので、このへんでご恩返ししませんとね。
なんか、80年代後半の景気のいい話が甦ったようですが。(今度こそ、足元すくわれないようにしないと。)
日本の金融当局の方々も、今回のような事態が二度と起こらないように、日本の金融機関といっしょにアメリカの当局に日本流の金融機関の監督手法をよーく教えて差し上げて、それが仮に世界のデファクトスタンダードになっちゃえば、(こんな細かくてしんどいコンプライアンスに耐えられるのは日本人以外にいるわけないので)、コンプライアンス不況転じて福となす、2010年代以降は「日本の時代」になるんじゃないですかね、もしかして。
(ではまた。)
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日本の時代ではありません。東京の時代です。
というか、兜町を脱却して、ちゃんと金融都市を日本も作って、周辺をIT産業で。とりあえず、成田の近くで。金融IT都市開発を麻生総理ガンバレ!
>日本の時代ではありません。東京の時代です。
東京に住むとこうなっちゃうんですね。知人のアジア通の話を聞いていましたが、納得。
頑張ってください。