さて、グルーポンについては、日本法人の買収(第114号)、米国本体の資本政策(第115号)、コーポレートガバナンスとドイツ法人の買収(第116号)と見てきましたが、今週は、それらを総合して、グルーポン・ビジネスの全体像を振り返っておきましょう。
今回の号は、「かなりセンセーショナル」といったご感想を複数の方々からいただいてますが、非上場であるのに創業者らに数百億円の資金がわたっているというのが、どうしても腑に落ちないので、あくまで可能性として、ですが、これが「良くない」目的に使われている可能性についても考えてみました。
目次とキーワード:
- 貸借対照表(資本政策、Class B株など)
- 損益計算書(「オーガニックではない」成長)
- 「売掛金」「買掛金」の量の不思議
- 「退蔵益」と財務諸表へのインパクト
- ファイナンスの観点から見た問題点
- 未公開でありながら、なぜ創業者らに数百億円規模の資金が環流?
- 理論的に仮説として考えられる、その資金の「良くない」使い道
(ではまた。)
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