SKYPEでカンファレンス・コール

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先週、SKYPEでアメリカと日本を結んでカンファレンス・コールをやってみたのですが、気づいたことをいくつか。
ヘッドセットの威力
ほとんど全員、ヘッドセット
LogitecHeadset.jpg

でしゃべったんですが、受話器のように手がふさがることもないし、通常のカンファレンス・コール用の電話機
img_ss.jpg

などよりもはるかに音がよくて、そういう意味ではストレスがないです。
「鼻息」
途中で「グオー」というイビキのような音が響き渡ったので、誰か寝てるのかと思ったら、ヘッドセットのマイクの位置が鼻のあたりに来ていて鼻息の音を拾ってしまうことが判明。(苦笑)
実際の会議と違って、誰が音を発してるのかわからないところが難点。
よく切れる
音質についてはストレスがないと申し上げましたが、5人で会議をすると2人だけでしゃべっているときよりは、よく途中で切れるので、そういう意味では非常にストレスがあります。
原因はよくわかりませんが、(SKYPEのバージョンが「0.9」台の人が数人まじっていたせいか?)とにかく、10分に1回くらい切れてそのたびに繋ぎ直さないといけないので、(技術に強くてお金の無いベンチャー企業などはともかく)、まだちょっと普通の企業さんの国際カンファレンス・コールなどにはお勧めしにくいかと。
(激安の国際電話などだと、1時間くらいしゃべっても、今や数百円程度だったりしますしね。)
特に、一人の回線が切れると、全員通話不能になるところが改善の余地あり。切れた人だけが再度加われるようなしくみがあるといいのですが。
(アナログモデムで接続している人、オフィスのブロードバンドから接続している人、PHSなどから接続している人など、回線の品質もバラバラなはずなので。)
接続可能人数
接続の上限が5人というのもビミョーなところですね。
効率的な会議という意味では5人くらいが適切とは言えますが、5人以上参加したいときもあるかと思います。
また、アナリストのブリーフィングなど、ブロードキャスト的に何百人かが一人の話を聞けるような仕様(質問などの発言も許可できる)にしてもらえると、普通の電話では(相当お金をかけないと)対応できなかったニーズが掘り起こせたり、まったく新しいオンラインの業態が生まれたりしておもしろいんではないかと思います。
(たとえば、「オンラインセミナー業」とか、「オンライン投資顧問業」みたいな業態に応用すると、おもしろいかと。)
(ではまた。)

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1 thoughts on “SKYPEでカンファレンス・コール

  1. [voip][p2p]Skype話その7・多人数参加はPPTがいいかも

    磯崎さんがSkypeのリポートを続々と上げてくださっています。大変ありがたいです。今ちょっと、SIP屋さんに片足突っ込んじゃってるもんで… 接続の上限が5人というのもビミョーなところですね。 効率的 …