アホルダーさんからコメントいただきました。
あいかわらず磯崎さんは、ライブドアが負けるって前提で物事を考えてらっしゃるんですね!(中略)
ライブドア側が51%超の取得に成功した場合のシナリオについては一切言及されてないのは、もはや意図的としか思えません。
だって、ライブドアさんが51%超取得した時(かつ新株予約権の発行が差し止められた時)に予想される、フジサンケイグループさん側のクラウンジュエルだ従業員移籍だ、ってなドロドロした血みどろの反撃や、それに対してライブドアさん側が訴訟で対抗するってなシナリオの話を考えても気が滅入るだけじゃないですか?
ニッポン放送が新株や新株予約権を発行して対抗することも、「想定の範囲内」ではあったわけですが、「あまりにもトリッキーなやり方」だったわけで、そのシナリオを事前に想定してここで検討しても(あまり現実味がなくて)みなさん興味なかったんじゃないかと思いましたし、実際、事前には取り上げませんでした。
切込隊長氏は前回いただいたトラックバックやこちらでは、「放射能で汚染されちゃった土地」等と表現されてますが、別のたとえでまいりますと、
今までは、数百キロ離れたインド洋上からトマホークをイラクに打ち込んだり、ステルス機でピンポイント爆撃していた「クリーンな戦争」だったわけですが、51%超取得した場合にやるとされていることは、「イラクに地上軍を派遣する」てなことなわけです。
イラクの人民がみんなアメリカの旗を焼いて盛り上がってる中、地上軍が「正義のためにやってきました。我々はフセインを打倒したみなさんの解放者です。」って乗り込んでいっても、(確かにそういう面もあるとは思いますが)、予想されるのは徹底的な抗戦と自爆テロによる流血の惨事の連続なわけで、それは、どう考えても双方にとって得策でないじゃないですか。「アメリカが負けると思ってるのか?」とか「おまえはフセインの味方か!」と言われてもそうではないわけですけど。
ましてや、超大国ならまだしも、今 地上軍を送り込もうとしているのは、(優秀な司令官には率いられているかも知れませんが、良くも悪くも)「ゲリラ」なわけでして。泥沼化するイラクに大量のリソースを張り付けて膠着状態になるよりは、ここはとっとと撤退して、また、あちこちでもっと小さな(千億円規模でなく百億円とかの規模の)火柱をドンドコ打ち上げる方が、適切な戦略なんじゃないかと思います。
「ジパング」
じゃないですけど、もし太平洋戦争時代にタイムスリップしたら、日本のためにも、戦況がまだ悪くならないイケイケのうちにアメリカと早期講和に持ち込むことをオススメしませんか?(出来るなら、ですが。戦勝ムードに国中が酔ってる中で、そんなことを提言するのは極めて難しいわけです。)
というか、このブログは、そうした戦略の善し悪しを論評するブログというよりは、個々の戦術やら航空機のスペックやら最新軍事技術等について客観的に考える「兵器・軍事技術ヲタク系」(笑)的なブログなわけでして、あまり客観的にコメントできないこととか、「もし車にダイナマイトを積んだやつが自爆テロで突入してきたらどうするか」といったローテクな話は、ちょっと遠慮させていただいております。悪しからず。
よろしくお願いいたします。<(_ _)>
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本日のマーケット・・・ライブドア、日本国債 もうわけがわからん!
昨日のニューヨークはすごかった!!
今頃になってグリーンスパン発言の衝撃が伝わったかのような相場。
直接的には5年債の入札がきっかけでした。4.08という利回りはほぼ3年ぶりでかな〜り猜疑心にとらわれた心理、といった所でしょう。本格的な引き締めもあり得る…
東証社長からのお願いが出たが
まあ、あれを強制的にしたのが法的に規制できる限界付近だろう。
大幅分割だけで株価の絶対水準(需給の歪み改善後)が
上がることは避けられないだろう。単位が下がった効果もあるが
実際見ていくと株価自体が低くなったことによる買いが大半を占める。
またそれは大株主が売りぬけに使っているから
それほど目立たなくなっている。
(分割後に売り抜けたほうが平均でより高く売ることが可能になる)
売買単位一万円以下は自粛とあるが米国のように
売買単位1万円以下は強制的に上場廃止、つまり会社側は株式併合を迫られる
たり逆に50万円以上は上場廃止、つまり株式分割を迫られるとした
方がいい。そして上場企業は年5分割まで、もしくは単位50万円
以上にならない限り分割はできない。(併合も含めて)
こうすれば会社側含めて狙ったマネーゲームは難しくなる。
故にナスの1ドル以下は駄目のように売買単位1万円以下は駄目
併合しろってのは最も効果的な方法となるかもしれない。
今のライブドアで言えば400:1近い併合しろってことですね。
もっと株価ではなく時価総額でものを考える投資家を
増やさないことにはどうしようもない。
これは日本の投資家の特性であり
外国人から日本人大衆投資家はバカなのかと言われるわけである。
利用させられるだけである。似たようなことは人気の有る会社だと
米親会社と日本子会社間の時価総額などでも起こっていて
ジャパンプレミアム といわれ
日本市場は最高の利食い場であり格好の餌場となっている。
…『どこでもドア』from Mt.Baca
とかく騒がせたモノ勝ちの流れがきているようです。
南セントレア市もあのまま決まっていたら『ドア方式』と呼ばれていたんでしょうね。
予算がなくてヤル気はある若手地方官僚の皆様は今頃手弁当でコトの次第を研究されているんじゃないでしょうか。
世の流れに置い…
例のフジは本当に”勝った”の?
L社46点!F社35点!でF社の勝ち!?
例のフジは本当に”勝った”の?
L社46点!F社35点!でF社の勝ち!?
主婦の収入その一(3月10日)
株取引を再開しました。
しか〜〜〜し。
なぜか楽天を買ってしまった。
材料と朝の感じが良かったのですが、直後弱弱弱。
引けはなんとか、10000で持ちこたえましたが、だめだこりゃあ。
素直に、テアトルあたりで、回転させてれば良かった。
感が狂った?
&n
3/9/2005 今日のライブドア
'''今日のライブドア'''
'''ライブドア、議決権比率45・47%取得'''
(産経新聞) – 3月9日15時47分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050309-00000034-san-bus_all
>ニッポン放送をめぐりフジテレビ…
そんなことはいいから助けてくれ
ご愁傷さまです・・・。
今日、ニッポン放送は、3月末時点でライブドアが、名義書換を求めてきた場合、拒否するかもしれないようなことを言ったそうですね。
まさしく泥仕合となってきている感じがします。
今週中に仮処分の判断が下る、ということが言われつづけていますが、万が一という不安がニッポン放送に浮上したのか、それが名義書換の拒否、という戦術が生まれた要因なのかもしれません。
ニッポン放送だけでそんなこと思いつくはずはありませんから、フジが絡んでいることは間違いないわけで、私は個人的には、50%以上の【根拠】があって、堀江社長が強気で来ていると仮定してしまうんですよね。
今週中決定、という前提で言えば、今日中か明日午前に【50%以上確保】と言うか、言わないかで裁判の判断にも影響するような気がして。
そんな不安がフジ側に無きにしもあらず、というのが書き換え拒否、という手を使う、ということにもなっているように思いますし、或いはそう表明することで、どうあってもライブドアに不利、というような印象を与え、戦意を失墜させたり、応援している人への不安感を募らせる、という所謂情報戦、に出ているのかもしれません。
裁判で差し止めが駄目、という結果になって、過半数確保しても駄目なわけで、ライブドアに可能性が残る道は、裁判の結果の前に、【過半数】確保が必要なような気がするんですけど。
そのかすかな可能性にくぎを刺そうというのが「名義書換拒否」という戦術。
もはや、正常な株式公開している企業としての対応というより、感情による企業運営、というふうに思わざるを得ないのですが。
やはりここまで来ると、フジの意地があるのでしょうが、ただ・・・
もし焦土作戦、ということとなると、株主のいる会社を焦土にするわけですから、
状況次第では「特別背任行為」というふうになることはないのでしょうか?
やたらと売却し、一時利益を出し、税金でぼったくられて、会社に不利益を生じさせる、
ことになりますよね。もし結果的に株の暴落もあれば、その責任は大きい。
そうするともしライブドアが乗り込んだら、役員は法的な面で訴えられる可能性、というのは?
それでもフジには、被害は無いが、ニッポン放送役員は、かわいそうに、ということで
片付けられるのでしょうね。
フジは傷つかない。戦場で敗退するときの最後を任される、軍団、のよう。
結局、ニッポン放送の役員が一番、今現在も、痛い、思いをしているのは確かでしょう。
親方フジ丸で、安心しているのかもしれませんが。
また焦土と化したとしても、放送局としての位置は残りますし、焦土作戦による、
利益=現金まで持ち逃げは出来ないでしょうから、純資産は残るはず。
資格と金があれば、新しいスタイルの放送をする資源は残ることになります。
今の、今までのニッポン放送、のしきたりや取引等に頭をやっていると、
「ゼロから新しい放送のあり方」をやろう、という発想のある人間がいたら、
そんなの関係ない、ということなることに気が付かないでいることになります。
そして金もある、資格もある、新しいスタイルの放送を始めて、新しいジャンルを
開拓したとき、世間はどう見るだろうか?
そのときは、フジの信用は失墜する、ということになりかねません。
逃げなきゃ、発展的に改革が出来るが、逃げてしまわれては心機一転新しい、
放送業を始めるだけではないだろうか?
すべては【50%以上】確保に、かかっている、ように思います。
思っていることを素人ながら、書きまくりました。
書き下ろしなので、しりめつれつかもしれませんが、ご了承を。
フジ側もぎりぎりの線で戦いながら、落としどころを同時に模索している、ということも
考えられます。
また堀江社長も、最悪は知名度アップ、ということで他の事業展開を総合的に見たとき、
損失以上の収益確保に繋がる可能性も大です。
これだけの連日連夜の話題、無料で広告!ということ考えれば、全グループ企業で考えれば相当な効果は間違いありません。
連日当事者以外の放送局でも出演していますが、これだけの発想力と行動力を持って、
いればフジでなくても、他の局が提携を考えているかもしれません。
IT企業は数あれども、それは技術的にはいくらでも代わりはいるが、発想、ビジョン、行動力、カリスマ性等を総合的に考えれば、そうはあるものではありません。
もし私が大企業であれば、堀江社長と提携を考えるかもしれません。
私も実は、この騒ぎが起きて、今月になって初めて、ライブドアのホームページを探して、
見るに至った人間です(~_~;)
Yahooのようなホームページなんだ、とお恥ずかしながら知りました。
プロの方のご意見を伺いたいです。
ライブドア。。。。
新聞報道やニュースを見ていると、マーケットではがライブドアのニッポン放送の持ち株比率あるいは議決権比率の50%を取得できるかといったことに注目しているかの報道が多い。
私はライブドアの株式を現在では所有もしていないし、売買取引もしていないので、客観的な立場で
追伸!
もし、経営権を握ったと仮定した場合、フジが本当に取引を止めれば、ニッポン放送傘下のグループにも被害が及ぶ、ということになっていますが、ここまでの泥試合をしてほんとに、それを実行したら、結果的にフジは見放すことになるわけで、最悪の場合、みなさん、ごめんなさいね、ということになってしまいます。
この場合、逃げた人たちが一番辛い思いをするわけで、乗り込んだ側が出て行けといったわけではないわけですから、責任はありません。
だから、フジがほんとにそのようなことをするのかどうかは、世論を考えれば、そう簡単に出来るとは思えませんし、もしやればいたるところのホームページでフジは避難されることになります。
したがって、なんだかんだいいながら、どこかで落ち着くことになるようなきがするんですよねぇ。もし、ライブドアが50%以上確保すれば。
出来なかった場合は、ある程度損して、「得取れ」ということになろうか、と。
損して得取れは、横浜の市長が、よこはまみなとみらい地区の再構築にあたり、とった
素晴らしい政策(戦略)で、通常の政治家(国会議員や大臣レベルも含めて)には出来ないことを実行したのですけど、ビジネスにはそのようなことも大いにありうる、ということですよね。
終わり
考えすぎよね・・・。
LDのホルダーもしくは潜在ホルダーは、LDが50以上%取ってから判断
すればよいことなんじゃないの?その可能性にかけて応援しているの
でしょうし。(もっとも、仮に50%以上とったところで、その後継続的に
キャッシュを埋めるような状態になるかならないかは、それこそLDの
経営手腕によるところかと思うけど・・・。)
50%以上取ったというアナウンスがあれば、あがったところをどうせリーマン
が油の乗ったところで売るわよ。
一本調子であがるわけはないんだから、少し下がったところで買っては
いかが?
もっとも、買いたいのか売りたいのかわからないけど。
高値で塩漬けになっている株を持っているのであれば、下落に伴い
ながら平均取得価格を下げて、わずかな上げの局面で売却したいと
いう考えなのかもしれないけど、LD株を市場価格の10%安でいつでも
取得して、市場で売却できる大株主がいることを無視して論理構築して
もなんの意味もないわね・・・。
追伸2!
報道で見る限り、両者の対応が面白い。
ライブ・・・は、友好的にという言葉は別にして、常に「あって話をしたい」というコールを続けている、のに対して
フジ・・・は、「会うつもりは無い」ということを繰り返している。
感情論はともかく、これはフジ・・・としては失策:「会っていない」、ということと
コールに対して「会わない」といいつづけていることです。
当然、このあたりは弁護士も助言しているはずですが、この限りにおいては、弁護士の負け、かも、という気がしています。
その根拠が「敵対的」ということしかなく、それも「真実かどうか」の確認も無い状態での
発言、行動であるわけですから、会って話し合いを一度もしない、という状態での一方的な言い分としか思われないのではないでしょうか?
価値の問題も、焦土化した会社を新しい考え方で立上げ、世間の評価を受ける、可能性もフィフティフィフティであるわけで、社員が反対しても、耳も向けないで反対しても、なんの根拠も無い、これまでの安穏を教授したいから、ということも推察できるわけですから。
その意味では、バッシング受けながらも、とくとくと自分の考えを訴えつづけている、堀江社長には「ぶ」がある、という気がします。
法は、確かに現在の法律が不備があるにせよ、現時点では問題は無いわけで、企業価値論を問うたところで、法律家が、生身の企業の価値を図ることが出来るはずはありません。
論理的な判断を下す必要があるわけですから、論理的な点を抽出し、両者の対応に行き過ぎがあったと判断すれば、両者負け=結果的にライブドア側の決定となり、恐らく条件付きとなるような気がします。
両者話し合いをした上での、今回の裁判への持込となったわけではないのですから、話し合いを求める決断となるのではないでしょうか?
ある意味では、司法はずるい、ということにもなりますが、現在の法律や市場のあり方、
海外への影響等も考慮すると、現在進行中の法改正に委ねる、ということになろうか、と。
ところで、私は株はわかりませんし、やったことありませんので(~_~;)
ただただ、LDさんとFさんたちの今の話題がどうなるか、ということに興味があるだけです。
気持ちはLDさんに頑張って欲しい、と思っているのですけど。
(去年の野球での登場の際には、これじゃ、負けるな、と思って案の定でした。
が、今回は構造改革というのか、世のひずみが改善される、機会を作った、という意味で、
大いなる貢献もしているとは思っているのです。
個人的にはFさん局は、正直受け狙いが多く、内容的にはあまりいいとは思っていません)
↑株も知らない人の感情論を吐露するコーナーじゃないんだから、ほかでやってくれ
海外への影響?マーケットの?ないわよそんなの・・・(笑)
現に外資のリーマンは儲けてるじゃない。可愛いわね。
M&Aの歴史なんてそれこそいまにはじまったわけではないし、
むしろ無知な投資家が多い日本はおいしい市場だと思ってるわよ。
お互いの考え方に相違があったときに、司法判断に委ねられるものよ。
それがTOBの主旨に基づいて判断されるか、商法に基づいて判断され
るかによって、見方が変わるのかもしれないけど・・・。
フジ側は全体像をといっているので地裁レベルがどのように判断しよう
とも、長引くことは必至だわ。
でも安心して、LDはすべて想定済みよ。
はめこまれた既存株主が最後までついてきてくれることもね・・・。
今週のSPA見ましたよ。フジサンケイグループの雑誌ながら
ある意味、よく出来た記事だと感心。
> 現に外資のリーマンは儲けてるじゃない。
大和証券SMBCこそ、結構えぐく儲けてないか?
鹿内家からはよくわからんスキームで株を買い取って、
TOBでフジテレビに売りつけて利ざや稼いでるし、
フジテレビのMSCB(MPO)も、結構いい条件で引き受けてるし。
さすが、○友銀行の通った後にはペンペン草も生えませんなぁ。(←ほめています)
>そんなことはいいから助けてくれ
すみません・・・昨年から一級船舶を取ろうと思ってますが忙しくて未だ取れておらず、船も筏も持ってないので、今いらっしゃる位置までたどり着けませーん。
名義書換を拒否って意味あるの? 証券保管振替機構に預けている株について、実質株主名簿に名前を載せることも拒否できるのですか? 同一の株主は名寄せはしないといけないですよね。
ここまでフジサンケイグループが奇手奇策を繰る出してくると、「内心よっぽど焦ってる」ようにしか見えないですけどね。
フジテレビサイドの一連の動きは、ライブドアに音を上げさせるための揺さぶりの側面が大きいのでは?
発端が奇襲攻撃だったので、フジも違法ギリギリの手段をアナウンスして消耗戦に持ち込もうとしている。自社が違法行為の疑いで訴えられても、ライブドアの手法に突っ込み返す。ライブドアの兵糧が続かなくなったら、小田原攻めの上杉謙信よろしく撤退するのではないか。
籠城する方に時間が味方する例もあるもんですよ。
経済とは戦争なのか
ということを最近知った
>ライブ・・・は、友好的にという言葉は別にして、常に「あって話をしたい」というコールを続けている、のに対して
>フジ・・・は、「会うつもりは無い」ということを繰り返している。
ニッポン放送とLDが会う会わないなら話しはわかるが、なんで関係ないフジテレビが会う必要があるのかな?
そもそもグループ傘下に居るから、フジがニッポン放送と取引を続けているのであって、他所が支配権を持っている会社にミルク補給的な取引を続けてあげるならその方が、よほど特定株主への利益供与にあたるでしょうよ。
ライブドアの申立が認められたようです
5時のNHKニュースで流れていましたが、ライブドアが東京地裁に申し立てていたニッポン放送の新株予約権発行に対する差し止め禁止の仮処分が認められたようです。
結果的に、差し止め命令がさっき、出ましたね。
この話題は、まだ続きそうです。
私は、否定はしませんが、Nさんが言う「リスナー」もいれば、AさんやBさんが言う「リスナー」も存在するわけで、毎日MSNサイトでやっている投票も、信頼度がどれくらいかは、別として、LD寄り。TB・・の東大合格者への意見でも、大多数が(問うた人数の範囲で)LD寄り。Nさんが言う、「リスナー」は提供側の解釈である、ということを肝に銘じて、今後の対抗を考えなければならないでしょう。
(自分の仕事をそっちのけでここ最近、この話題のことにはまってしまっています。
これは問題だ(~_~;))
HPでこの決定を報じているのは、全てではなかったがさっきまで。
ちなみにフジTVだけが、以下のように決定理由、を掲載していたので転記します。
【決定では「ライブドアによる支配権取得が、ニッポン放送に回復しがたい損害をもたらすことが明らかとはいえない。ライブドアが真摯(しんし)に合理的経営を目指すものではないとはいえない。ライブドアの支配権取得により、ニッポン放送の価値が著しく棄損されることが明らかであるということはできず、よって、新株予約権の発行を正当化する特段の事情があるとはいえない」というのが理由になっている。】(フジTVホームページ、FNNニュース)
明確な論理的な根拠が見当たらない、ということですよね。
品の無い言い方をすれば、フジ側には、そういう理由しか思い浮かばなかった、それしかなかった、ということになりますよね。(弁護士も含めて)
ある意味では、もともとフジが牛耳るために、株式公開したものの、もう必要がない、ために、S内家を完全に脱落させる為に、仕組んだ?(私はそう思う)まではよかったが、過半数の読みが甘い状態で、実行してしまったことが、今回の事件の発端であったようにも思うのです。
Fとの関係でしぶしぶ株を手放した企業が多かったが、すくなくともしばらくは、N株も、
TOB価格を上回り続ける可能性が高まったわけで、手放した企業からは、時間が経てば
経つほど、横槍が入るのではなかろうか?
そういうふうに考えると、やはりテーブルが設けられる可能性も出てくるが、今度はLDが、
仕掛ける機会が増えることになり、落としどころが難しくなるような気もしますね。
鍵は、M&Aさんが握ることになるのでしょうか。。。。
6月までに過半数を取れば、臨時株主総会が実施できるわけで、このあたりの
駆け引きが次の焦点でしょうか。
名義書換拒否の件は、差止め命令が出た以上、効力は実質ないことになろうかと思いますが、もしそれを実施した場合、25締めに間に合うかどうか、それを過ぎてしまった場合、
どうなるのか、そのあたりはどうなんでしょう?
クラウン・ジュエル−新語探検−
磯崎さんのblogでクラウン・ジュエルという言葉があり、検索してみた。
Yahoo!辞書−新語探検−クラウン・ジュエルに記載されている。Yahoo!辞書−新語探検−で、新語をつらつらとみてみよう。
誰かさんが、私の素人ぶりに、云々おっしゃっていたが、株のプロと経営のプロの違いは、大きい、と思うのですね。
市場の原理に詳しくても、経営は出来ないのです。
企業内、その周辺、日本国内、海外、・・・いろいろな状況・情報をいかに総合的に観れるか、ということも重要な判断の基なのですね。
私は株はド素人ですが、経営は多分、誰かさんよりも少しは分かっているのかも知れません。
そんなことは、さておき、
記者会見以降のもろもろのメディアからの情報では、関西テレビ?に昨年からすでにアプローチをしていたい、とのこと。
外堀から試してみようということであったのか。
そうこうしていたら、TOBときた!これはまずい。
いきなり、本丸攻め、という結果になった。
私は、去年の「プロ野球デビュー」の際、なかなかいいが、マナーがない、という印象を持っていたが、それを凌駕するモノがある、ということで強い関心を抱いているのです。
明日は日曜日、日曜といえばNHKの大河ドラマ。これまで大部分が、時代劇が大部分を占めていますね。戦国の世、その前、その終わりなど・・・。
国を治めるとか、領地を治めるとか、その領地を拡大するとか、世に名前を残した人物は、所謂大物ということになりますが、殆どの場合、そのボス(頼朝、信玄、兼信、信長、秀吉、家康、などなど)は、優秀な幹部を従えていたという点と自らが有能な戦略・戦術家であった、という点でほぼ共通しています。
11年連続のトップになったビルゲイツ氏も、MS-DOS開発をIBMから受ける、ということがそのスタートなりました。その際、技術・開発の優秀な仲間がいて、彼(ビルゲイツ)は営業戦略等経営の部分を担当しました。
10年経たないうちに、ビッグな存在になっていました。
時代が違うということは、世の中の垣根が高い(旧)か低い(新)か、つまりバリアフリーな世の中に変貌している過程にある、ということを考えれば、一概に同じように観ることはできませんが、どこかに「風雲児」という言葉がありましたが、堀江氏は時代の寵児でもあり、風雲児であるのかもしれません。
どっかの占い師のとおりに、最悪の状態になることがあるにせよ、時代の変革者としての意義は保たれるかもしれません。堀江氏をそんなふうに私には思えます。
確かにマナーを守って、アプローチすれば、世の感触は今とは違ったでしょうが、同時に相手にされなかったでしょう。まして昨年より関西にアプローチしていた、ということとなると、やはりあまりにTOBの衝撃は大きかったはずに違いありません。
メディア界に進出する具体的行動や考えが昨年からあったということはそれよりも、以前から頭にあったことは間違いありません。一気に行けるわけが無い。しかし・・・
TOBは、本丸狙いをせざるを得ない、タイミングであった、というふうに見るのが正しい、かと思います。
フジから観たTOBも甘いものではなく、ライブからも同様に甘いものではなかった。
それでも実行に移ったのは、M&Aコンサルの考え方ではなかったか、と思うわけです。
もしM&Aが明らかにフジ寄り、というふうなことであれば、今回の事件は起きなかった、と思うわけです。
M&Aがもしやライブ寄りか、最悪、中立の立場であるか、であればやってみる価値有り、と思ったのかもしれません。
今後の動向として、M&Aの動きが注目されていますが、M&Aが中立を保ちつづければ、その議決権は行使されない可能性もあります。その場合には・・・。5割以上を確保できるのは・・・ということもまんざらありえないことではないでしょう。
M&Aは、どちらに転んでもよく、どちらに転ばなくてもよい、わけです。
M&Aは、何もニッポン放送やフジだけを餌にしているわけではないからです。
ひょっとすると、市場では買わないといっているフジも、別の形で市場で買いあさる可能性が高く、M&Aも市場に少しばら撒く可能性だってありえます。
わずかな株の取り合いが、ライブの50%越えに繋がるかもしれません。
騒動になって1ヶ月が過ぎました。感情的になったフジも、世論や今回の結果等から、長引くことはまたライブにあまりに批判的になることは避けたいところです。
ところでライブは、ITとメディアの云々で、具体性に欠ける、ということが言われている部分もありますが、そんなことは必ずしも無く、堀江氏の発言をヨーク聞いていると、ヒントになるものがたくさん出てきます。それらに気がついていない人も勿論いるでしょうが・・・。
その意味では、自分の今後のやりたいことを公然と述べることは、ある意味では戦略上の機密事項でもあるはずのものです。
それでも少しは言わなければ納得してもらえない為に、発言していると私は見ています。
逆にそれだけ公表できる、ということは他にもたくさん、すでに持っている、ということにもなります。他社が真似する部分もあるでしょうし、真似されても構わない、というのが堀江流オープン姿勢なのでしょう。
今月になって関心が高まり、ニュース・コメントなどを拝聴してきて昨日の結果を踏まえて今後の展開をどうみたらよいか、といろいろ思うところを整理するためにメモしてみました。
結局のところ、今回の事件は、偶然の産物、というのが私の考えです。
(私の推理小説)
S内一族を締め出し、奪取したH会長グループにとって、まだたんこぶが残っていた、それは8%ほどのニッポン放送株式です。折りしも、資本のねじれ関係はすでに世間からも言われ、M&Aからも指摘を受けていた(外部取締役の提案も)。そこへ大和SMBCが、S内保有の株の信託の情報を入手!このような「いい情報は無い!」とフジへ策を打診、あるいは、
その情報のみがフジへ入り、策が練られた。(なんかうさんくさい大和とフジ)
M&Aからの提案を上手に交わし、N放送の株取得戦略が進み始めた。
このとき、S内氏の株、については契約は、大和の(フジの)作戦通りの内容だった。
一方、「これで株の争奪が始まる」と読んだM&Aは、株の買い増しを開始した。
秋には10%以上を取得、グループと予定のモノ(契約期限付き8%)とをあわせれば、25%超はほぼ確実。どうせなら50%以上を!と目指すことが確定した。
年が明けるといよいよ実行の日が近づく。
S内氏の期限が来て、その解除、譲渡が確認されると・・・。
いよいよ計画の発表=TOBとなった。ここまでは良かった。
実はフジも大和も知らないところで、ライブは関西に目を向けて進めていた。
(フジ・・・グループ)外堀から、と試しで動いていたが、TOBのニュース!
これは一大事!毛利攻めが終わっていなかった秀吉が、とりあえず最小限のかたをつけて、光秀攻めに戻ったように、今本丸攻めをしなけばチャンスは失われる!
両者がしらないうちに自分の作戦を実行していたことが、結果的に偶然を引き起こした。
TOB発表1/17?から2/8まで、LDは練りに練った!練りながら、同時に大量取得の道をさぐった。そんなに大量に1株主がもっているわけはない。その情報を収集し、買い求めることができなければならない。50%以上なんて不可能、と最初から思っていた。
頼みはM&Aが持つ株である。見方についてくれるかあるいは、中立を維持してくれればよい。その確認は絶対に必要であった。
2/23の新株予約権の発表の際には、株主利益、が一番のキーワードだった。それは同時に不公正発行へ結びつく。この時点大量保有は、LDとM&A、それにF、大和SMBCが続いた(SMBCのは問題もあるが)の4社で、1位、2位がフジ寄り以外の株主。
LDは当然、差し止め訴訟、M&Aは珍しく声明を発表2/25し、株主利益問題と市場原理の問題を指摘した。
この時点では、単独50%は別として、実質50%以上の確保を意識できた。
FのTOB成功は関係なかった。
M&Aの声明や一般市場関係者、世論等はフジに不利であった。
LDは常に、提携を呼びかけつづけ、Fは常に拒否しつづけた。
2/11の結果は読めた。が、予断は許さなかった。結果にH氏は、2/8以降、あるいは取得を決めてから、初めて「ほっとした」のだ。
———————————-
軟化のそぶり(だけ?)を見せた日○会長。こうなると、辛い立場はDJ上がりのN放送社長、ということになる。実質的にFTVが、握っているわけだから、N社はお飾り社長に過ぎない。辛いところでしょう。
テーブルに着く、ということが裏をもって臨むのか、真摯に臨むのか?
まだまだ状況を見ないとなんとも言えない。F社の立場から言えば、これ以上LDに株を増やして欲しくないわけで、早いテーブルを希望し、LDはテーブルはいいがその前に50%以上を確保したい、ところでしょう。
恐らく、両者の思惑の違いはあるため、株の確定以降のテーブル設置、ということになろうかと思われます。それ以降も話が決着がつくまでは、両社水面下での株獲り合戦は続くのは当然。
一方でLDは、この一連の騒ぎの間に、単独あるいはグループとして、知名度を更に上げ、サイトのアクセスを圧倒的に引き上げて、収益の向上は確実となった。
(万が一のこの一連の株問題で損しない限り)
そして、安堵したH氏は、溜まっていたブログの更新を行い、まさに昨日付けの日記に、
「長い一日」というタイトルを付け、以下の文言を記している。
「・・・帰宅して、「閨閥」を読破。今回の件が一応の節目を迎えたため、より感慨深いものがあった。・・・」
H氏は天才かもしれない。が、それとバ○は、紙一重、とも言う。
自ら公言し、訴え、そしてこの本を持ち出している。
自らの戒めも込めているとすれば、やはり天才かもしれない。
H氏は、いずれネクタイをする、場面があるだろう。
そのときは、いつ来るだろうか。
日記メモ風になってしまいました(~_~;)
「ニッポン放送がライブドアに敵対的買収をかける」というのは?
供託金が5億円と低かったのは予想外だったが、それ以外は概ねシナリオどおり。不思議なのは、当然考えられるだろう次のような策が、どのようなメディアにも取り上げられないことだ。(これも前から言っているんですがね…。)即ち:
「ニッポン放送がライブドアに敵対的…
もしあなたがライブドアの堀江社長だったら?
「想定の範囲内」という言葉が流行語大賞に選ばれそうな今日この頃。 最近、どんな飲み会に参加しても、誰と話をしてもライブドアのニッポン放送買収騒ぎが話題に上ることが多いですね。 新株予約権の発行差し止めによってライブドアが先勝と書きたてている…