今回は先週に引き続き、今年8月にパチンコホール運営の「株式会社ダイナムジャパンホールディングス」(以下「ダイナムHD」)が香港証券取引所に上場した際の目論見書から、そのビジネスとリスクについて考えてみたいと思います。
特に、パチンコホールが違法性を回避するための「三店方式」は、適法性や反社会的勢力の関与がなければ、それで問題が無いのか?経済的・会計的にはどうなのか?というあたりを考えます。
目次とキーワード:
- パチンコ景品の基本と規制
- ダイナムHDのパチンコ:パチスロ比率
- 一般景品の品目数に対する規制
- 特殊景品「G-Prize」
- 換金目的の客の比率はどのくらい?
- 「小売業」としてのパチンコホールの実力
- 景品流通業者に依存するリスク
- ホールのビジネスモデルの根源的な経済的・会計的リスク
(ではまた。)
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