今週は、米国シリコンバレーのスタートアップ・アクセラレーター「Y Combinator」が採用した「safe」という新しい投資スキームについて考えてみます。
「safe」は「simple agreement for future equity(将来の株式のためのシンプルな契約)」の略で、米国のエンジェルなどの投資で幅広く使われているconvertible noteが「負債」なのに対して、safeは「負債」ではないので、ベンチャーにも投資家にも、いろいろいいことがあります。
目次とキーワード
- 「safe」導入の経緯
- 「series AA」
- convertible note
- safeは負債ではなく、株式購入権(warrant)に似ている
- capとdiscountの復習
- safeの概要
- 「high resolution fundraising」は本当に機能してる?
- 投資家どうしの「deadlock」と国民性(?)
- 「safe」のひな形(なんてシンプル!)
- 次回増資時の転換条件
- 「Standard Preferred Stock」と「SAFE Preferred Stock」の使い分け
- 買収、IPO時の条件
- 清算時等の条件(「負債でないもの」から「負債」へ)
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(ではまた。)
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