信託型ストックオプションよりシンプルで低コストなスキーム「組合型リストリクテッドストック」についてイメージがわくように、具体的な規約をドラフティングしてみました。
本稿は、法的・税務的助言を行うことを目的とするものではなく、財務(ファイナンス)的な観点などから、取り上げたテーマの性質を考えるためのものです。文書を実際に解釈したり運用するにあたっては、弁護士・税理士等の専門家の意見を参考にしてください。
目次とキーワード
- 規約の概要
- 組織・民法上の組合
- 入会資格(役職員のほか、取引先も)
- 向いている対象者(「不完備契約」っぽい取引先)
- 出資と分配割合
- 持株会の決算のイメージ(超シンプル)
- 拠出金、奨励金、事務委託料、配当金
- 株式の取得方法と金商法上の要件
- 組合から理事長への「管理信託」
- 各会員の得る総会決議情報と不統一権利行使の設計
- 上場時の、役員持株会等の分離
- 付与ルール(例)
- 退職時の扱い
ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。
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