ちなみに、我が家で今飲んでる牛乳は、消費期限が2週間前のやつ。
(1週間に2本宅配されるんですが、年末年始でちょっとたまっちゃいまして・・・。)
−−−
さて、それではここで問題です。
問1.消費期限が1日過ぎた牛乳を使ったことで社長が辞任しなければならなくなったのは、いつごろからのことでしょうか?
A.1960年代頃から。
B.1980年代頃から。
C.2000年頃から。
D.ここ2〜3年の現象。
問2.消費期限が1日過ぎた牛乳を使ったことで社長が辞任しなければならない国は、世界中でどのくらいありますか?
A.発展途上国から先進国まで、だいたいの国がそうだ。
B.OECD諸国では、おおむねすべての国にあてはまる。
C.日本、アメリカ、イギリス等、数カ国にのみあてはまる。
D.日本特有の現象である。
(追記1/17, 06:15:いただいたコメントをもとに、「賞味期限」→「消費期限」と訂正させていただきました。ちなみに、もちろん、不二家の態勢が褒められたことでないのは当然であります。)
[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。
かいとう
Q1.D
Q2.D
先生、どうでしょう?
賞味期限じゃなくて消費期限ですよ。
意味がだいぶ違う。
まあネズミを捕まえたことまで大騒ぎするのは世知辛いですね。
不二家、不適切製品製造で洋菓子販売を休止
大手菓子メーカー、不二家が埼玉工場で昨年11月、消費期限切れの牛乳を使ったシュークリーム約2000個を製造し、1都9県に出荷していたことが10日分かったの…
某コンビニエンス・ストアー本部の研修を受けたとき、紙パックの牛乳は賞味期限を一週間過ぎていても安全に飲める。ただし、お店では期限前に必ず廃棄してください、と教えられました。上の方も指摘しているとおり、不二家の場合は消費期限ですから品質劣化、腐敗して場合によっては幼児がお腹をこわす可能性もあったわけ。それにしても部門間で原料の移動が行われて帳票とか発行しないわけ?この会社。
【消費期限】
腐敗などの衛生上の危害が発生するおそれがないと認められる期限で、いたみやすい食品(だいたい5日以内に悪くなるもの)に表示されます。
【賞味期限】
全ての品質が十分に保持しうると認められた期限で、比較的いたみにくい食品に表示されます。この期限を過ぎても必ずしもすぐに衛生上の危害が生じるわけではありません。
例:スナック菓子、缶詰、ジュース、マーガリン 等
取り敢えず急いで不二家のソフトタイプクッキーを買い溜めしてきました。…食品衛生上の問題が発生するとも思えず、好物なので。
賞味期限と消費期限の違い、ご教示ありがとうございます。取り急ぎ、本文を修正させていただきました。
(不二家のリリースをみると、「賞味期限」切れの材料も使っていたようですが、牛乳は「消費期限」のようですので。)
消費期限なり賞味期限なりの設定の方については、それがほんとに合理的な設定であり強制力を持つことをどう考えるんだ?とかいう議論はないのでしょうか。
期限が設定されているから廃棄せざるを得ず、であるんだったら、エコ的観点からしても、どうなんっすかねえ、という気がいたします。
欧州の牛乳は、開封してたらもちろん、してなくても極めてあっさりヨーグルトというかカッテージチーズっぽくなるので、まあ合理性があるというか腑に落ちるという感じなんですけど、日本はホモジナイズドかなんかが徹底してるんでしたよね?
まだ飲めるのにもったいない。
あまりどうこう言うつもりありませんが。
商品を購入する立場として、消費期限や賞味期限は各メーカーが当然合理的に算出しているものと考えています。
従って、今回のようなケースは存在することが購入時にはありえないと考えています。
ご質問については、
� 消費期限や賞味期限というものが導入されたのがごく最近なので、D
� ISO1400を導入した企業を始めとする下手打つと会社がつぶれる様なリスクをしょって期限超えの食材を使用しているとは考えられないので、D
とします。
先生としては消費者及びメディアの反応は過剰に過ぎる、ということをおっしゃりたいのでしょうか?
この問題、印象としては共にDなのですが、(1)に関しては「E:今回が初めて」ということですらあるのかな・・・とも感じています。
牛乳についてはどうやら「賞味期限」「消費期限」の両方が使われているようです。(足の速い低温殺菌牛乳は「消費期限」、足の長いLL牛乳は「賞味期限」のようですね。参考:http://www.satsuraku.com/himitsu/answer/answer06.html)
ただ、消費といっても生食するのか加熱調理するのかによって安全性というものはぜんぜん変わってきますし、単に「期限切れを使ったから悪い」というのでは論としては筋が良くないと感じてなりません。
今回の問題はパブリック・コミュニケーションの問題はあるにせよ、「いまだ何もおきていない(と一応は推定される)」段階で、このように蜂の巣をつついたような状況にしてしまうと、かえって「企業側のパブリック・コミュニケーション」を閉ざす方向に向かわないかということが私は心配だと感じています。
ニュースを詳しく見ていませんが
消費期限とは、メーカーの消費期限だったのでしょうか
不二家での消費期限だったことは無いのでしょうか?
原料となる牛乳は、メーカーの消費期限及び賞味期限より3日短くして期限とするなど
食品製造系に勤めた事が無いので
そのくらいのルールぐらいありそうかなと思いました
(実際の加工品は、店頭で数日並ぶためある程度逆算するぐらいしているのではと?)
もしもそうだったとしたら
内部統制が取れてないなどかなり問題ですが
ここまで大きな問題になるのかな?世知辛いなと思いました
上記のようであれば、不二家も説明するでしょうから
そんなことないのかな
エコ的な観点から消費期限を見直そうというふうには発展しないのでしょうか,今回の話し。
ウチの冷蔵庫の牛乳は「賞味期限」と入ってますよ。大体、賞味(消費)期限とは「美味しく食べられる目安」であって、それを過ぎると即健康に害を及ぼすという意味ではないですよ。不二家さんは火付け役の某マスコミの被害者だと思います。マスコミは本当に怖いですね。もちろん、不二家さんの管理体制が不十分だったて事は間違いないです。
磯崎さん はじめまして!
消費期限、賞味期限という言葉に一本化されたのは 2003年の法改正からです。この法改正の定義によれば、日本には消費期限切れの牛乳を存在しません。
報道関係の言葉の使い方もおかしいですけど、不二家社長さんもそのあたりをご存じないようで 記者会見を見ていると歯がゆかったです。
トラックバック送らせていただきます。
不二家報道は釈然としない。
私の1月11日のブログ記事『消費期限切れ あなたは食べる派?食べない派?』は、読者の方からの反響が大きかった。
アメリカンオンライン(AOL)の不具合でコ…
消費期限切れ あなたは食べる派?食べない派?
不二家 洋菓子販売を全面休止
大手菓子メーカーの不二家<2211>は11日、埼玉工場(同県新座市)で消費期限切れの牛乳をシュークリームの製造に…