東京都現代美術館でやっている
「SPACE FOR YOUR FUTURE – アートとデザインの遺伝子を組み替える」展
http://www.sfyf.jp/
に家族で出かけてまいりました。
INAX出版 (2007/12)
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この展覧会をキュレーションされた長谷川祐子氏は(面識があるわけではございませんが)、実は、私(というかわが家)にとっては大変な恩人なのであります。
結婚前の1990年の夏、私が今の奥さんから一度フられまして。しかも、翌日の私の誕生日に水戸芸術館で開催されていた長谷川氏の初キュレーション展覧会「脱走する写真」展を見に行こうと約束していたにもかかわらず。チキショーってんで当時乗っていたSUZUKIのGSX1100R(南アフリカ逆輸入仕様)で、約束していた「脱走する写真展」に一人向かうべく常磐道を走っていたところ、(ちょっくらスピードの出るバイクだったもので)、茨城県警様のパトカーを追い越したのにも気づきませんで、なにやら赤い色の書面をいただくはめになるというアクシデントはあったものの、無事に水戸で展覧会を堪能させていただきまして。戻ってからダメモトでそのパンフレットを奥さんにお土産で渡したところ、それをきっかけに徐々にヨリが戻って、今の我が家があるというわけです。
(ありがたやありがたや。)
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さて、(事務所的な問題で?)ホームページやマスコミにも画像が露出してないですが、この展覧会の目玉の一つは、エリカ様の百面相(百コスプレ)が壁一面の写真に展示されている、「100ERIKAS」なのではないかと思います。
展覧会全体のポスターも額から角の生えた白塗りのエリカ様。パンフレットにも、エリカ様の役割は「モデル」ではなく、「Constructed Photo Collaborator」及び「Make-up Artist」と書かれており、「単なるモデルじゃなくて、私はアーティストでありアートなのよ」という強烈な主張が伺えます。エリカ様ファンの方は必見ではないかと思います。
他にも、アルミ箔巨大なオブジェにヘリウムを詰め込んだ「四角い風船」や、蜷川実花氏の写真に包まれる部屋など、現代美術になじみのない人にもいろいろ楽しめる作品があるかと。
(ご参考まで。)
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あのメーターはGSX-R1100のだったんですね。
『チキショー』⇒『ちょっくらスピードの出るバイクだったもので』⇒『なにやら赤い色の書面をいただくはめ』
という辺りがどこかで聞いた事のあるご経験なので一言残させて頂きました。
いえ、GSXのを探したんですが、実は見つからなくて別の似たヤツになっております。
(ではでは。)
すみません、あのときは撮影用のGSXが見つからなくって、ご存知のとおり某イタリア製バイクのメーターで代用しました。磯崎さんご無沙汰しております。横から失礼しました。