レクシスネクシス・ジャパンの方から「Business Law Journal」の創刊号
を、送っていただいて拝見したんですが、これはちょっと面白いかも、ですね。
今まで「法律の専門誌」はいろいろあったと思うのですが、「ビジネスで法律を扱う人向けの雑誌」というのは、ありそうであまりなかったかも知れません。
「同じやんか」と思われるかも知れませんが、企業で法律を扱うということに必要なのは、難しい論文とか判例の解説だけじゃなくて、「こういうことを他社ではどうオペレーションしているのか?」「こういう話をトップにどう持っていったらいいのか?」「法務担当者を社内でどう扱ったらいいのか?」といった、「法律論」以外の部分も多いんではないかと思います。(よく存じませんが。)
掲載されているのも、東大の神田秀樹先生の巻頭言から始まって、葉玉匡美弁護士の論文、ソフトバンクの取締役グループ・コンプライアンス・オフィサーの笠井和彦氏のインタビューなど、相当盛りだくさんというか、ものすごく濃ゆい方々のお話ばかりで。
(目次は下記URLご参照)
http://www.businesslaw.jp/contents/
(ちなみに、私も(そんなに各社の法務部事情に詳しいというわけでもないので大変恐縮ではありますが)「法務担当者に何か財務の観点からのコメントを」ということでインタビューしていただいております。)
創刊号の中身のレベルがずっと続くのであれば定期購読の価値ありじゃないかと思いますが、最初からこれだけ飛ばしちゃって後が続くのか知らん?とちょっと心配にもなります。が、コーポレートガバナンスや説明責任、コンプライアンス、内部統制etc.・・・といった機能の重要性が増す中で、ネタはいくらでもあるんでしょうね。
ご参考まで。
(ではまた。)
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>企業で法律を扱うということに必要なのは、難しい論文と
>か判例の解説だけじゃなくて、「こういうことを他社では
>どうオペレーションしているのか?」「こういう話をトッ
>プにどう持っていったらいいのか?」「法務担当者を社内
>でどう扱ったらいいのか?」といった、「法律論」以外の
>部分も多いんではないか
まったくその通りです。
こういう情報は、経営法友会やセミナーを通して知り合った法務担当者同士の情報交換でしか得られなかったものですが、こういう公の刊行物でも手に入るようになるのはありがたいですね。
目次を拝見する限り、確かに濃ゆい面々ですね。。。(人だけでなく企業の選び方も)
ちょっと興味をそそられてしまいました。
上々のデキだった…かな?
無事出張から戻ってきています。 お蔭様で今回はスムースにコトが運びました^^。ま