ろじゃあさんから、本日の大機小機欄「必要悪としての金融士」にツッコミを入れろ、という?コメントをいただきましたが、ツッコむも何も、
(そのへんを歩いているおっさんをつかまえて連れてくるだけで形式的要件を満たす)社外取締役ですら上場企業に十分浸透していないのに、(どんくらい合格者が出る資格か存じませんが)「金融士」といった資格要件で縛られた人を、上場企業の「常勤」の役員で、といったことが普及する気がまったくいたしません。
「会計参与」と同じことになるんじゃないかと。
(ではまた。)
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必要以上の十二分なツッコミになっておられるのではないかと(苦笑)。
ご対応ありがとうございます。
・上場企業になるには、相当なMっ気が要求される。
・金融士ならばシティバンクやベアスターンズの経営も出来そう。
・「大局的見地」を有する金融士は天下り以外にいない。民間企業で働こうと考える輩に「大局的見地」はないし、唯一の人材供給源は金融庁である。これが必要悪か。
多分ですけど、銀行の現役取締役にいきなり受験させたら、不合格者続出かなと。もちろん、導入の暁には、内外の優秀な講師による「研修」の上でになるとは思いますが。
証券仲介業開始当時、証券外務員1種や内部管理者の試験に落ちたメガバンク支店長が複数いらしたとの話を思い出します。