今週の島耕作と「MBOのタイミング」

  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク
  • Delicious
  • Evernote
  • Tumblr

今週は、島耕作がまったく登場せず、郡山元社長他が「とうふ屋うかい」でメシ食ってる系のお話。


ちなみに、最近、初芝元役員の楠本氏が、追いやられた先の「初芝電子部品」をMBOするんじゃないかという感じになっているんですが、確か、以前の連載の説明で、初芝電子部品は初芝が50%超を保有しているという説明だったはず。(以前の号をとってないので、記憶違いだったらすみません。この会社、上場企業なのかな?それとも、非上場なのかしらん?)
楠本氏が、「リストラもした、コストも切りつめて、新規の事業も開拓した」といった感じでがんばった結果、ずっと赤字だった会社が18億円の黒字化を果たしたとのことですが、初芝としてはかえって手放しづらくなっちゃったんじゃないでしょうか。
(赤字の時に買っとけばよかったのにね。)
ファンド等に声をかけても、すでにリストラクチャリングした後の利益をベースにvaluationされた価格で購入しても、ファンドもあまりウマ味がなさそう。
どうなるのか楽しみであります。
(ではまた。)

[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。

2 thoughts on “今週の島耕作と「MBOのタイミング」

  1. 磯崎さま、こんにちは。
    某社株主総会はお疲れ様でした。
    島耕作の最新号お読みになられましたか?
    しっかり、予言通り、買ってくれるのなら伸びシロないんだし売っちゃえって選択肢が出て来ましたねw
    次も楽しみです♪

  2. 読みました読みました。
    今回のケースでは、やっぱり注目点は「価格」と価格決定方法の妥当性で、外から見ると「元従業員に安く譲ってやったんじゃないか?」というギワクの目もあるかと。
    (マンガ読んで経緯がわかってる人はあまりそこは気にしてないと思いますが。)
    楽しみですね。
    (ではまた。)