確定申告の期限がいよいよ次の月曜日(3月15日)までに迫りましたが、今年は名古屋国税局管内の納税者から段階的に「電子申告」ができるようになってます。
http://www.e-tax.nta.go.jp/
アメリカでは数年前からホームページから申告ができて、しかもクレジットカードで支払えるので、数十億円納税するベンチャー経営者などは、そのポイントだけでポルシェが買えた(笑)という話を米国在住の人から聞いたことがありますが。(真偽未確認。)
私は名古屋国税局管内ではないので実際には申告できないのですが、「所得税の確定申告書作成コーナー」(http://www.keisan.nta.go.jp/)は昨年から愛用してます。データ入力も非常に簡単で順次データを入力していくだけで、申告書のPDFファイルを作成してくれますが、今年から、電子申告用のデータを作成する機能もついてますね。(電子申告のソフトも使ってみましたが、このホームページの申告コーナーの方が使いやすい感じ。)
申告する税務署欄に名古屋国税局管内のデータを入れないとエラーになってしまうのですが、その税務署名を入れて作成して中を見てみると、XMLのファイルになっています。(ただし、拡張子は「.xtx」)
フォーマットの見本もお見せしようと思ったのですが、xmlのタグがじゃましてうまくここに表示できないので、また今度。(ではでは。)
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恐ろしく低予算ですが、そこそこ動いていますし、テレビなどにも取り上げられています。
ただ、ビジネスとしては完全にあてが外れてしまいました。米国ではこの手のソフトは民間に任されていますが、国税は恐ろしく高い予算を使ってシステム提供してしまいました。結果、この分野では典型的なクラウンディングアウトが生じています。
まいった、まいった。
ま、国が提供しても良いのですが、あまり効率的にやっているようには見えません。去年は長いこと落ちていましたし…。(その間、うちにどっと人が流れてきました。)どのくらい低予算かというと、国税の数百分の1にも満たないでしょう…。そんなものでできる程度のシステムなんですがね、申告システムなんて。