非上場会社の社長や経営陣の方に「ここだけの話、監査役って何する人なのかイマイチよくわかんないです」と告白いただくことがよくあります。
また、社長ならまだしも、やってる監査役自身が監査役が何をするかわかっていないケースも実は非常に多いのではないかと思います。
上場企業などの大きな企業の場合には、「理想的なコーポレートガバナンスのあり方は?」といった観点から理論的に機関の形を考えて行けばいいですが、小さな企業の場合には「どのくらいのコストがかかるのか」「監査役になってくれる人が見つかるのか?」といった点も非常に重要です。
こうした小さい会社のコーポレートガバナンスや監査役をどうすればいいのかという資料や書籍は、不勉強であまり存じません。
このため今回は、非上場企業の中でも小さめの会社、すなわち、
- 会計監査人を置いてない(資本金が5億円未満で負債も200億円未満)
- もちろん会計参与も置いていない
という会社を中心に、「監査役」という存在をどう考えればいいのかを考えてみます。
今週の目次とキーワード:
- そもそも今や監査役は必須じゃない
- 取締役会も必須ではない
- 取締役1人で会社を始めればいいか?
- 監査役の業務をイメージする方法
- 機関設計が「取締役会+監査役」の会社
- 監査役が行う会計監査
- 会計監査権限の監査役の仕事
- 監査役がいる会社は「監査役設置会社」か?
- 監査役の権限は意外に強い
- 監査役の限定を外す場合に注意
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(ではまた。)
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