ふと気になって、alexaの日本のTop Sites 上位100位のサイトが、海外でどれだけアクセスされているか、というのを調べてみました。
毎度のご説明ですが、alexaというのはアマゾンの関係会社で、alexaのツールバーを入れている人などのデータを取っているので、母集団等が統計学的に適切かどうかはわかりません。
また、「Top Sites」というのはページビューとリーチを考え合わせたalexaによる指標です。(個別サイトの他の国におけるランキングの表示基準もよくわかりません。)
後掲の表は、alexaに表示されたこの個別サイトの他国での順位を単純にまとめてみただけのものです。
海外のサイトは、水色に塗ってあります。
(参考に、baidu.comだけは国別のランキングを表示してみました。)
ご覧のとおり、日本のウェブサイトは、あまり海外でよく見られているとは言いがたい状況ですね。
3位のfc2.comは、会社の所在地がアメリカになっているので日本の会社と言えるかどうか微妙ですが、ここが一番、この表の意味での「グローバル度」が高いです。
他に他国で1000位以内に入っているのは、ヤフー、グーグルを除けば、15位 nicovideo.jp、30位のgeocities、32位のdmm、35位のdtiblog(これも住所は米国)、49位のpixiv、59位の oricon、62位のnaver.jpくらい。
中でもpixivは(中国と韓国のランキングが表示されていませんが)、幅広く多くの国からのアクセスを集めているようです。
海外で1000位以内のアクセスを集めている日本発のサイトは、ニコ動、geocities以外は、全部非上場企業ですね。
読売、朝日、毎日、時事等のマスコミ系サイトも、あまり海外で多くの人がアクセスしているという感じはしません。
日本語の壁があるので、動画や画像以外のサービスが外国語対応しても、効率が悪くなるとかウケないとかいう理由は想像できるのですが・・・がんばってほしいですね。
ご参考まで。
(ではまた。)
[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。