先週末(5月20日金曜日午後3時半)、遅れていた東京電力の平成23年3月期の公表がついに行われました。
今回の決算は、一言でいうと対前年比で増収・経常利益増益のすごくいい決算になっています。
当期純利益が1.2兆円の超ド赤字ですが、債務超過にはなっていません。
昨年12月末の純資産が約3兆円もあったので1.2兆円の損失程度では債務超過にはならないわけですが、手元のキャッシュに至っては、銀行から2兆円を調達したおかげで、3月末のキャッシュはなんと2.2兆円以上、昨年度末比で12.5倍というかなり潤沢なキャッシュを保持しています。
実態はどうなのか、詳しくこの決算の中身を見て行きたいと思います。
(ではまた。)
[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。