先週9月6日に、The Carlyle Group L.P.が上場申請をしました。
(以下、関係する法人や事業体などを総称して「カーライル」と呼びます。)
このカーライルの上場は、
- 世界最大級のファンド(ファンド運用事業体)である。
- 日本で一般的な「株式会社」ではなく、「リミテッドパートナーシップ(L.P.)」の上場である。
- 申請書類には、ファンドの詳細な内部構造等、契約書等、なかなか見る機会が無いデータが詰まっている。
- 「米国の軍需産業に強い影響力を持っている」「ビンラディン家やブッシュ家も株主」といった、都市伝説か真実かよくわからない話が横行しているが、とにかくスゴいことは間違いなさそうである。
(資料から、そのへんの当否も推測できないか?)
ということで、注目してみました。
目次とキーワード:
- カーライルの資産は1ドルしか無い?
- リミテッド・パートナーシップとは
- カーライルの事業規模
- カーライルはプライベート・エクイティのファンド?
- カーライルの組織構造(現状)
- カーライルの組織構造(IPO後)、組織再編
- 経営陣の報酬
- カーライルの財務内容
- カーライルに投資しているのは誰か
- カーライルの経営陣
- カーライルは、なぜ今、上場するのか?
(ではまた。)
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