インボイスの売却スキームで売却をしなかったので、新株予約権行使請求書(兼新株予約権証券発行請求書)」というものが郵送されてきました。(新株予約権申込書とか、売却スキームとか、紙がいろいろ出てきて「なんやよーわからん」という方も多いかと思いますが、、)
売却しなかったら、いきなり新株予約権証書が送られてくるなんてこともないだろうし、どうするのかしらん?と思っていたら、新株予約権の行使(お金を払い込んで株券の発行)を依頼をするための紙を送ってこられたわけです。
直接行使を請求する以外に、新株予約権証書を送ってもらうという選択肢もあります。
裏面には、新株予約権証券発行請求欄という欄があって、ここに署名捺印して送ると、(今度こそ「ホンモノ」の)新株予約権証券を送ってもらえるというわけです。
行使→株券売却までのタイムラグ
気になっていた、株券を売却できるまでの時間ですが、同封されていた説明書には、「最短で8営業日(約2週間)後に、株券をお届けの住所へ配達記録郵便にてご送付させていただきます。」とあります。
ということは、郵送して先方に届くまでと、株券が手元に届いて証券会社に受け入れして売却可能となるまでのタイムラグを考えると、だいたい、3週間(!)程度は時間がかかると見ておいた方がよさそうですね。
つまり、行使価格(行使手数料込み)で1株22,300円を株価がちょっと越したからといって、お金を振り込んで行使しちゃうと、3週間の間にまた株価が22,300円を割れたら損しちゃうわけで、よほど株価が上がらないと行使するのはちょっとコワい。
とすると、行使が始まる株価というのは、いくらくらいになるんでしょうか?
30,000円(3割増し)くらい?
発行済み株式の9割超も潜在株式がジャブジャブにあるわけで、理屈としては行使価格22,300円が天井になるとも考えられますので、そこまで上がりますかね?
逆にそこまで上がらないと行使による希薄化が発生しないとなれば株式分割で子株が流通するまでの間に株価が上がるように、短期的に3万円くらいまでは株価が上がるのかも知れませんね。
(続く)
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