工場萌え

  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク
  • Delicious
  • Evernote
  • Tumblr

世の中には2種類の人間しかいない。工場好きな人間と、そうでない人間だ。
私は前者。うちの奥さんは「考えらんなーい」というタイプ。
社会人になったときに、新人研修で生産管理のコンサルティングの勉強のために、埼玉の某自動車部品工場でストップウォッチ持って工員さんの作業時間を計測したりさせてもらいました。明和電機みたいな作業服着て。
同期の中には「なんで俺がこんなかっこでこんなことやらないといけないんだ」とブーたれる不埒なやつもおりましたが。旋盤から切り出される螺旋状の金属の切りくず。潤滑油の匂い。いやー、たまりまへんなー。
先日発見したページ「工場萌えな日々」は、どちらかというとそういう加工・組み立て系の工場というよりは、原価計算的に言うと「連産品」系の工場がお好きのようです。「美しい」写真、満載。
kojo_moe.jpg
(出所:工場萌えな日々 2005/06/03 Friday)

そっち系では、個人的には、(最近はあんまり通りませんが)首都高一号線の鶴見のあたりで横浜に向かって左っかわに見えるプラントが好きですね。(NKK[当時]の工場?)
ボルタンスキーの作品を思わせる美しいライトアップ。排出される蒸気が、オレンジ色のライトに妖しく照らし出されて、これまた、たまりまへーん。日本にいながら、ブレードランナーな気分を満喫できます。
深夜12時過ぎまで働いてタクシーで帰宅するときなど、動く気力も無く後部シートに沈み込んだ体と疲れ切った心を何度も癒してもらいました。
この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。<(_ _)>
(ではでは。)

[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。

10 thoughts on “工場萌え

  1. 大阪の湾岸線の堺辺りで見える工場の夜景もなかなか壮観ですよ。
    大阪にお越しの折は、ぜひ一度、夜に関空から大阪市内まで、
    空港バスに乗ってみてください。いいですよ〜。

  2. わたしも銀行に入った年に、川崎製鉄の千葉工場の見学に行きました。
    今でも結構印象に残ってます。

  3. 規制獣

    佐藤秀さん、いつもコメント&校正ありがとうございます。
    404 Blog Not Found:「B」を食い物にする経済学者>まじめにこつこつと道を覚えるタクシー運転手は?
    最近は規制緩和で新規参入(=職にあぶれた人々)が多く、また拘束時間も長くて覚える気力も出ません。それに覚.

  4. >首都高一号線の鶴見のあたりで横浜に向かって左っかわに見えるプラント
    ここを最初に見たときは神々しいとすら思ってしまいました。
    工場萌えと言うかただ単にデッカイ物が好きなだけなんですけどね。
    よくぞここまで!みたいな。

  5. でもでも、近くを通ると結構きつい化学物質のにほいがします。あれが苦手。

  6. 奇跡の写真集 石井哲・大山顕『工場萌え』

    石井哲・写真/大山顕・文『工場萌え』東京書籍
    ISBN:9784487801633
    詳細を見る
    写真集のご紹介です。
    「工場萌えな日々」と…

  7. å??å?´è??ã??ã?¤ã?ªã??ã?? – ã??ã?¤ã?´ã??æ??é??寺å??å?´

    å??å?´è??ã??ã?¤ã?ªã??ã??ã?¨ã??ã??ã??ã?¨ã?§ã??æ??å¸?ã?®è£?é??å??ç¨?ã??ï??ï??ï?…