今回は、2016年第3四半期にIPOしたベンチャーを中心とする会社の資本政策についてです。
今年の第3四半期に上場したのは以下の企業です。
- セラク
- LINE
- インソース
- デュアルタップ
- リファインバース
- デファクトスタンダード
- ベイカレント・コンサルティング
- カナミックネットワーク
- デジタルアイデンティティ
- 串カツ田中
- ノムラシステムコーポレーション
- バリューデザイン
- シルバーエッグ・テクノロジー
- チェンジ
- シンクロ・フード
- G-FACTORY
セラク社からリファインバースまでは、週刊isologue(第384号)上場前後の資本政策(2016年上半期:後編)で既に取り上げておりますが、概要を再掲しております。特に、LINEとリファインバースの種類株式については、いろいろディープですので、ご興味がある方は、384号のほうをごらんください。
「VC等の外部から資本を入れず、少額の自己資金だけで上場まで到達するという、米国では考えられない成功」のことを、私が勝手に「ジャパニーズ・ドリーム」と呼んでいるのですがw、今回はそのジャパニーズ・ドリーム型の(第三者から見るとあまり面白くはない)資本政策の会社が多かったです。個人的には、
- ベイカレント・コンサルティングの謎の資本政策
- シルバーエッグ・テクノロジーは日本で最も初期の本格的優先株を使った会社だったんじゃ?
というあたりが、やや刺さりました。
キャピタル・アセット・プランニング社もすでに先週末10月7日に上場しているのですが、まだ初値がついていないこともあり、第4四半期で取り上げたいと思います。
ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。
(ではまた。)
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