今回も、経済産業省及び日本ベンチャーキャピタル協会から公表された、新しい組合契約例(以下「契約例」)について見ていきたいと思います。
今回は、第8章「組合財産の持分と分配」および第9章「費用及び報酬」について。
法的な観点というよりは、ビジネスの視点からのお話となります。
また本稿は、この週刊isologueの第378号「VCの作りかた(組合契約編その9)」、第379号「VCの作りかた(組合契約編その10)」の、平成22年度版ひな型ベースからのアップデート版となります。
本稿は、法的助言を行うことを目的とするものではなく、財務(ファイナンス)的な観点などから、取り上げたテーマの性質を考えるためのものです。文書を実際に解釈したり運用するにあたっては、弁護士等の専門家の意見を参考にしてください。
目次とキーワード
- 第8章 組合財産の持分と分配
- 第26条 組合財産の帰属
- 第27条 損益の帰属割合
- 第28条 組合財産の分配
- 第29条 分配制限
- 第30条 公租公課
- 第9章 費用及び報酬
- 第31条 費用
- 第32条 無限責任組合員に対する報酬
ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。
[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。