日本ではまだ、優先株式を発行している会社のM&Aのケースは少ないのですが、先週木曜日にユナイテッド社のトライフォート社の買収が発表され、そのIRリリースに株主ごとの株式の種類や数まで詳細に載っていました。
今回はそのIRリリースと登記簿から、優先株式が発行されている場合のexitについて考えてみたいと思います。
目次とキーワード:
- M&Aの概要
- 種類別株式数と資本金等の推移
- A種優先株式での増資(WiL)
- B種優先株式での増資(LINEとの資本業務提携)
- 代表取締役の辞任と株式のゆくえ
- 自己株式の処分で資金調達?
- 決算公告と「その他資本剰余金」の推移
- LINEの追加出資
- ネクシィーズとの資本業務提携
- SBIインベストメントからの資金調達
- 普通株式への転換と単元株の設定(上場準備?)
- 優先株式の復活(上場取りやめ?)
- ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングスとの資本業務提携
- 優先株式の残余財産分配権の内容
- 株主別の売却価額の推測
- まとめ
ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。
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