ムシキングの「ネットワーク外部性」

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磯崎@引き続き連休モードです。
子供に「ムシキング」(http://mushiking.com/)に連れてかれました。
P103_2.JPG
要は「虫ずもう」なんですが、これ今、小学生の間で相当流行しているらしく。
2台機械がありましたが、子供が数人ずつ行列を作ってました。
100円を入れると、いろんな種類のカードが1枚だけ出てきます。
mushicard_b.jpg

カードの横にバーコードが付いていて、カードを機械前面のスキャナーに通すとデータが読み取られるしくみ。
当然、すでに持っているカードが出てくることもあるので、それを友達に分けてたり自分が持ってないカードを友達と交換したりすると、ハマる子供が連鎖的に増えていくという、「増殖性」とか「ネットワーク外部性」を持ったビジネスモデルと言えそうです。
子供にしてみても、100円でレースなどをやってその時だけ楽しんで後に何も残らないのではなく、カードという「モノ」が手元に残っていくので、お得感が。また、カードの種類が増えるほど、戦術の組み立ても工夫できるようになってきます。
実在の昆虫が書いてあるので、(一応)お勉強にもなる(かも)。
参考:株式会社セガ 平成16年3月期第1四半期業績概況(連結)
http://www.sega.jp/IR/gyouseki/pdf/2003_1Qrkt.pdf
なぜか、昨年の6月分までの開示しかありませんが、「ムシキング」がかなり好調な旨が記載されています。
(2)事業別の概況
(中略)
このほか、従来の販売方法とは異なる機器レンタルとカード販売を組み合わせた「甲虫王者ムシキング」についても、カードの販売が計画を大幅に上回り収益に貢献いたしました。

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