ウェスティンからほど近い東京都庭園美術館に行って参りました。
ホームページ
http://www.teien-art-museum.ne.jp/
によると、
東京都庭園美術館は朝香宮邸(朝香宮殿下は久邇宮家第8王子、妃殿下は明治天皇第8皇女)として1933年(昭和8年) に建てられた建物を、そのまま美術館として公開したものです。戦後の一時期、外務大臣・首相公邸、国の迎賓館などとして使われてきましたが、建設から半世紀後の1983年(昭和58年)10月 1日、美術館として新しく生まれかわりました。
この建物は1920年代から1930年代にかけてヨーロッパの装飾美術を席巻したアール・デコ様式を 現在に伝えるものです。フランス人デザイナーが、主要部分を設計、内部装飾もフランスをはじめとする 外国から輸入されたものが多用されています。また基本設計と内装の一部は宮内省内匠寮[たくみりょう]の建築家が担当 し、アール・デコ様式に日本独特の感性を付け加えています。 当館は従来の美術館とは異なり、建物自体が美術品といえます。
ということで、戦後、吉田茂外相・首相の公邸としても利用されたもの。
同館に置いてあった「東京都庭園美術館ニュース」No.27[April22, 2006]によると、吉田首相の夫人亡き後に吉田氏を支えた三女和子氏曰く、
じつは陛下から、「朝香宮のところから借りてやってくれないか」とのご依頼があってのことだったという事情を、当時の秘書官から聞いています。
とのことで、当時、朝香宮家をはじめ各宮家は昭和22年3月までの期限で財産税の納付を迫られて事情があっての経緯とのことです。
−−−
さて、建物と庭園もすばらしかったのですが、入り口脇に新しく出来たカフェ「酒洒(サーシャ)」が、なかなかよござんした。
運営を「金田中」がやっていて、食事が非常に淡泊かつ繊細な味わいの和食で、行列が出来てましたね。大変、おいしゅうございました。(岸朝子調)
(ではまた。)
[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。
Cafe茶洒kanetanakaで夕食
本当は4月4日の入園式の後に考えていたルートなんだけど、今日は桜でもみようと3時半過ぎにまず隅田川の水上バス乗り場までタクシーで向かった。もうちょっと早く…