ひさびさに渡辺聡(SW)さんからトラックバックいただきました。
証券分析のGoogle化
これはもうならない方がおかしいと言っておきたい。
これは力強いお言葉で。
金融と情報処理というのは非常に親和性が高いし、「情報処理」に対する金ばらいもいい領域なのは間違いないんじゃないかと思います。
データの公開プロセスやサイクル、品質に関しての共通認識を揃える必要があるが(データ層で基盤レイヤーが出現する)、まぁこの辺は必要とあらば整備されていくでしょう。
証券の開示資料の開示のタイミングや品質というのは、証券取引法等の法令や取引所の規則で厳格に定められてますし、カネボウやライブドアのように、違反した者には懲役や上場廃止を含む厳しい罰則もありますので、世の中に出回っている情報の中でも、比較的信頼できる(・・・ようにするための仕組づくりに苦慮している)ほうではないかと思います。
普通は「物理的世界」と「データの世界」の(うち、「データの世界」の部分は技術でどうにでもなるわけですが、)2つをつなぐ部分の信頼を確保するところが難しいわけですけど、証券の開示情報は最初からそこができているところがナイスなところかと。
人間がやるのは、単純な計算ではやりにくいところになるのか、そうならないのかはもう少し状況が変わってからの判断として。
Google Newsが登場した時に「こりゃすげー!」と思ったけど、実際にはYahoo!ニュースの方をよく見る僕がいて・・・・みたいな感じかも知れませんね。
Googleがそれで大もうけというわけではないけど、既存のメディアは、それなりに大きな変革を迫られる・・・(かも)。
ちょうどたまたま本日発売のSPA!
でも、Googleのビジネスの特集が組まれておりまして、不肖私も、先日のエントリ「グーグルは「すごい」のか「すごくない」のか(財務的に見たGoogle)」をベースにコメントさせていただいてます。
また、「SF」ではありますが、Googleが金融ビジネスでどんなことができるのかを「勝手に大予測」してます。
コンビニ等でお見かけの際には、手にとってご笑覧いただければ幸いです。
(ではまた。)
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この辺の話は本格的に物事が変わる先触れみたいな領域ですよね。
金融は情報産業よりも早く動くところがありますので。
ちょこっと補足的なところも足しましたので、宜しければ。
http://blog.japan.cnet.com/watanabe/archives/002802.html
ややコンピューティングの発想でまとめたものです。
SPA読みそびれてしまいました。残念。。