日経BPさんから「ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ」という本をいただきました。
これ、ちょっと面白かったのが、カバーも付いてない表紙の真っ白な未完成版であること。
「不特定多数に開かれたもの造りが始まった」と、wiki的な開発、生産について書かれた本とのことなので、本書についても、最終版はブログ等での意見を反映して完成する、というおつもりでしょうか?:-)
(つまり、こういうのって、出版業界ではままあることなんでしょうか、それともあまり例はないんでしょうか?)
「面白がらせてブログで口コミ」というのを狙ってらっしゃるんだとしたら、私はまんまとその罠にハマったことになります。
−−−
ちなみに、(以前も書いたかも知れませんが)、以前、某有名経済評論家の方に聞いた話では、
日本車を最初に見たとき、アメリカ人はびっくりした。
なぜなら、最初から完成していたから。(笑)
それまでのアメリカ車は新車でもどこかしら必ず欠陥があるので、最終工程は「企業とユーザーと共同で完成させる」のが当たり前だった。
とのことなので、企業とユーザーがいっしょにモノを作り上げるのはアメリカでは目新しいことではない、という解釈も可能かも知れません。
(強いて言えば、企業とユーザーが1:nでやりとりするだけでなく、ユーザー同士も含めてn+1:n+1のコミュニケーションが行われる可能性があるところが前世紀との違い、かも知れませんが。)
(取り急ぎ。)
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wiki的なものの普及が著しいですが、実際のところ収益は得られているのでしょうか?
情報の収集も公開も無償である以上、広告によるアフェリエイト収入に頼らざるを得ません。
WIKINOMICSでその辺りのことに言及していたら、解説していただけると幸いです。
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Taichi Fujisawa
『Think!』
http://businessandit.blog105.fc2.com/
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ウィキノミクス(WIKINOMICS)
日経BPがアルファブロガーに、「ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ」という本を献本しているらしい。私は別に献本を受けているわけで…