JRのエキナカで売られはじめた伊藤園の「朝の茶事」というペットボトルのお茶。
谷川連峰の水を純水化して使用しています。
とのことですが、「純水」なら、どこの水でも同じじゃないでしょうか?
JR 東日本グループによる飲料事業展開(新商品発売)について
http://www.jreast.co.jp/press/2007_1/20070508.pdf
茶葉は国産100%で、茶葉の加工と抽出にこだわり、風味を損わない方法で生産し、味わいは緑茶の風味を生かせる“やや濃いめ”としました。また、JR 東日本が水源を有する谷川連峰直下の湧水を純水化して使用することで、茶葉本来の自然のおいしさを引き出しています。
(私もファンだった)、あの「大清水」シリーズの後継商品、ということでしょうか。
お茶というのは、ミネラル分が多い「おいしい水」だと、かえってうまくないので、ペットボトル商品のお茶は「純水」で出しているそうですが、せっかくの谷川連峰のおいしい水からミネラル分を抜いてしまったら、もったいないような・・・。
ミネラル分を含まない純水でも、水分子のくっつき方の構造などで、水道水と谷川岳の水では、おいしさが違うことがあるということなんでしょうか?
(若干、「波動」系の香りがしないでもない話ですが)、私、素直なので、「谷川岳の純水」といわれると・・・おいしいような気がしちゃうんですが・・・。
(ではまた。)
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本当の「純水」確かに味がなさそうですが、清水トンネル湧水事故から派生した、大清水+伊藤園のノウハウ、といった感じなんじゃないでしょうか。確かに最近の商品って、食品表示法とか景品表示法的になんなの?といわれちゃう感じもしますが、中国の歯磨き粉に比べればぜんぜん良いほうかもしれません。(こんな考え方はいけないですが)
飲むと、ちょっと渋いというか、目覚めますね。確かに朝です。でも「朝の茶事」ってなにしているのかしら。貧乏暇なしは分かりません。
「純水」にし過ぎると、飲料用には適さなくなると何かの本で読んだことがあります。
体内のミネラル分を飲んだ水が吸収してしまうからだそうです。
マジレス失礼
液体状態の水のクラスターに関しては、きちんとした測定データはありません。故に、水分子のくっつき方の構造の違いで味の良し悪しが変わることを証明できません。
水のクラスター −伝搬する誤解−
http://atom11.phys.ocha.ac.jp/water/water_cluster.html
ミネラル分の全くない純水は味がありません。また、純水でお茶やコーヒーを入れても風味が少なく、おいしくありません。
純水の方がおいしいという人もいますが、僕が試した限り、ネラルウォーターの方がおいしかったです。
確かに、私も蒸留+イオン交換樹脂通しをした純水で緑茶を入れて飲んだことがありますが、正直あれはうまくないです。
緑茶については、ミネラル分が多い硬水より少なめの軟水を使った方がおいしく、その差は紅茶やコーヒー以上に出る、と言われています。ですが、ある程度はミネラルがないとダメだと思います。
工場では主に地下水を使用してます。
地下水を濾過→塩素消毒して水道水にしてます。
そして、水道水を活性炭濾過して塩素を抜きます。
それをイオン交換樹脂を通して、製品に使用してます。
この飲料のネーミングは、韓国語でははなはだ不適当と見られるか、あるいははなはだ良くできたシモネタ・ネーミングと見られます(すでに一部では大うけしているとか)。
商品名決定時にちょっと注意が足りなかったかもしれません。
商品名決定時に英語での響きを検討するのはすでに常識でしょうが、韓・中語についても注意が必要な時代になったのではないでしょうか。これだけ来訪客も多いことですし。