週刊isologue(第384号)上場前後の資本政策(2016年上半期:後編)

今回も、2016年上半期にIPOしたベンチャーを中心とする会社の資本政策についてです。

今年の上半期+αに上場したのは以下の企業です。
今回は「セラク」から「リファインバース」までの5社です。
特に「LINE」と「リファインバース」の種類株式についてを掘り下げてみます。

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目次とキーワー

  • セラク
  • LINE
    • 沿革の概要
    • LINEも種類株式を発行していた
    • この種類株式の目的は「dual class」か?
    • 種類設計の「気合」の入り具合
  • インソース
  • デュアルタップ
  • リファインバース
    • 調達額の予想額
    • 株主構成
    • 増資の履歴
    • 登記簿の記載から見る、A種・B種・C種・D種の概要
    • ダウンランドも経験?
    • キツい条件の優先株は、結局投資家のためにもならない

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。

(ではまた。)

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週刊isologue(第383号)上場前後の資本政策(2016年上半期:中編2)

今回も、2016年上半期にIPOしたベンチャーを中心とする会社の資本政策についてです。

(今回で最後にしようかと思っていましたが、意外に「やまみ」「LINE」「リファインバース」など興味深い種類株式を使っている会社が多く、分析が大量になったので、7月1日以降分を来週に分けることにしました。7月1日以降分が「上半期」なのかどうかはさておき。)

今年の上半期+αに上場したのは以下の企業です。

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今回は「やまみ」以降「コメダホールディングス」まで、お届けします。

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。

(ではまた。)

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週刊isologue(第382号)上場前後の資本政策(2016年上半期:中編)

今回も、2016年上半期+αにIPOしたベンチャーを中心とする会社の資本政策についてです。

今年の上半期に上場したのは以下の企業です。

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今回は「アグレ都市デザイン」以降「農業総合研究所」まで、お届けします。

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。

(ではまた。)

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週刊isologue(第381号)上場前後の資本政策(2016年上半期:前編)

今回は、2016年上半期+αにIPOしたベンチャーを中心とする会社の資本政策についてです。(四半期ごとにお届けする予定にしておりましたが、VC契約書等に夢中になって失念しておりました。)

今年の上半期に上場したのは以下の企業です。

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今回の上場企業群の特徴は、

  • 社歴が長い
  • テックっぽい会社が少ない
  • VCが出資した企業が少ない

といった感じではないかと思います。

今回は上記のリストのうち、アカツキまでを取り上げます。

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。

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週刊isologue(第380号)VCの作りかた(組合契約編その11)

今回は、経済産業省の組合契約書のひな形第9章「費用及び報酬」を見ていきます。
(引き続き、法務的な観点というよりはビジネスモデルの視点からみたお話中心となります。) 

第9章の目次ですが、

第9章 費用及び報酬
  第32条 費用
  第33条 無限責任組合員に対する報酬

組合から支出する費用と、GPに対する報酬についての2つです。

「キャリー」については(特に独立系VCにおいては)、費用(報酬)ではなく「分配」として定義されるべきですが、このひな形では必ずしも明確になっていません。(それはまた来週以降に。)

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。 

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週刊isologue(第379号)VCの作りかた(組合契約編その10)

今回も、経済産業省の組合契約書のひな形第8章「組合財産の持分と分配」を見ていきます。
(引き続き、法務的な観点というよりはビジネスモデルの視点からみたお話中心となります。) 

 

目次とキーワー

  • 損益の帰属割合
  • 組合財産の分配
  • exit発生時の分配
  • 現物での分配の場合
  • 「成功報酬」と「キャリー」の違い
  • 分配制限
  • 公租公課

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。 

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週刊isologue(第378号)VCの作りかた(組合契約編その9)

今回から、経済産業省の組合契約書のひな形第8章「組合財産の持分と分配」を見ていきます。
(引き続き、法務的な観点というよりはビジネスモデルの視点からみたお話中心となります。) 

第8章は、毎年の利益や損失を、どのように各組合員に分配するかについて定めていますが、その前整理として、「組合とはどういう経済実態のものなのか」「組合の税務はどうなっているか」「パートナーやアソシエイトのインセンティブや運営のフレキシビリティ等の観点から、ファンドはどういうストラクチャーで組成するのがいいか」といったあたりを考えたいと思います。 

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目次とキーワー

  • 組合の財産の帰属
    • 「多細胞生物」と「群体」に例えると
    • 大航海と資本主義の「入れ物」
    • 経済実態及び税務上の組合の扱い
    • 組合の「社団性」
    • 「社団性」を株式会社に寄せる

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週刊isologue(第377号)VCの作りかた(組合契約編その8)

今回は、経済産業省の組合契約書のひな形第10章「組合員の責任」から第11章「解散及び清算」までを見ていきます。
(引き続き、法務的な観点というよりはビジネスモデルの視点からみたお話中心となります。) 

第10章 組合員の地位の変動
  第34条 持分処分の禁止
  第35条 組合員たる地位の譲渡等
  第36条 組合員の加入
  第37条 組合員の脱退
  第38条 組合員の死亡
  第39条 有限責任組合員の除名
  第40条 無限責任組合員の除名
  第41条 脱退組合員の持分及び責任
  第42条 組合員の地位の変動の通知

第10章は、組合員の地位の譲渡や、加入、脱退、死亡、除名といった地位の移動について定めています。

第11章 解散及び清算
  第43条 解散
  第44条 清算人の選任
  第45条 清算人の権限
  第46条 清算手続
  第47条 清算方法

第11章は、組合が解散・清算する場合について定めています。

 

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週刊isologue(第376号)VCの作りかた(組合契約編その7)

今回は、経済産業省の組合契約書のひな形第4章「組合員の責任」から「第7章 投資先事業者の育成」までを見ていきます。
(引き続き、法務的な観点というよりはビジネスモデルの視点からみたお話中心となります。) 

目次とキーワー

  • 組合員の責任
    • 「無限責任社員」がいる方が組合の信用は高まるか?
  • 組合財産の運用及び管理
    • 「投資ガイドライン」はどこまで細かく書くべきか?
  • 会計
    • 組合の会計規則と、有価証券の評価
  • 投資先事業者の育成 
    • ハンズオンは誰が行うか?
    • 投資先からは報酬を受け取らないのが原則
    • 例外
    • 「ハンズオン」とは何か?

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週刊isologue(第375号)VCの作りかた(組合契約編その6)

今回は、経済産業省の組合契約書のひな形第3章「組合業務の執行」を見ていきます。
(引き続き、法務的な観点というよりはビジネスモデルの視点からみたお話中心となります。) 

第3章の目次は以下のとおり。

第3章 組合業務の執行
  第14条 無限責任組合員の権限
  第15条 無限責任組合員の注意義務
  第16条 有限責任組合員の権限
  第17条 組合員集会
  第18条 利益相反
  第19条 諮問委員会

第3章は、運営の中心となるGP(General Partner=無限責任組合員)や、主たる出資者であるLP(Limited Partner=有限責任組合員)、組合員集会、諮問委員会等について定めており、ファンドの「ガバナンス」について定めている章だと言えます。 

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