週刊isologue(第218号)スプリント買収にDISH参戦(クリアワイア編)

スプリントが買収しようとしているクリアワイアに、DISHがまたまた公開買付けで横槍を入れてきましたが、その続報です。

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(ビン・ラディン殺害時のこのチームの超大物が社外取締役に。
出所:Wikipedia

目次とキーワード

  • ソフトバンクによる買収議案がISSの推奨を獲得!
  • ソフトバンクが4,000億円の社債発行
  • 「DISHの提案はデラウエア州法違反だ」
  • クリアワイアの定款と株主間契約(EHA)によるガバナンス構造
  • 元米海軍大将/統合参謀本部議長が安全保障担当の社外取締役に!

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フィナンシャルマガジンで神原弥奈子さんにインタビューいただきました

フィナンシャルマガジンでニューズ・ツー・ユー社長の神原弥奈子さんに、ベンチャーやフェムトグロースキャピタルのことについてインタビューしていただきました。

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タイトル:イケてる若手起業家と一緒にベンチャー企業を成功へと導く

(ご参考まで。) 

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週刊isologue(第217号)スプリント買収にDISH参戦(DISHの逆襲編)

ソフトバンクのスプリント買収、今週も波瀾万丈です。

今週は、最大の山場と見られていた、CFIUS(対米外国投資委員会)からの承認を5月28日に取得しました。安全保障上、CFIUSから突きつけられた条件の概要も判明。

「これで最大の山場を超えた。あとはスプリントの株主総会を経るだけ」と思ったのも束の間、5月30日に、スプリントが買収しようとしているクリアワイアを、DISHがまたまた横取りしにかかってきました。

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目次とキーワード

  • CFIUSによる承認の取得
  • 臨時株主総会は、いよいよ来週水曜日(16日)
  • クリアワイアの非公開化スキーム
  • CFIUSから付けられた安全保障上の条件
    (コーポレートガバナンスで安全保障!)
  • スプリントが中国製機器を廃棄させられるリスクは小さいことが判明?
  • DISHの、CFIUS承認に対する批判
  • DISHの資金調達(26億ドル)
  • そして、DISHがクリアワイア株式の公開買付けへ!

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週刊isologue(第216号)スプリント買収にDISH参戦(米国家安全保障編)

ソフトバンクのスプリント買収の対抗馬DISHは、経済的条件面での戦いは厳しいと思ったのか、「ソフトバンクがスプリントを買収すると、米国の国家安全保障上の問題が発生する」という角度から攻めることにしたようです。

今週は、その米国の国家安全保障のあたりを中心に、お送りします。

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目次とキーワード

  • ソフトバンクがDISHのデュー・ディリジェンス(DD)を認める
  • DISHの、安全保障面からの斬り込み
  • NSTAC(国家安全保障通信諮問委員会)
  • Communications Assistance to Law Enforcement Act (CALEA)
  • ソフトバンクの、安全保障に関する反論
  • スプリント、株主向けの賛成(”FOR”)の呼びかけ
  • ソフトバンク、州関係の許認可作業の終結
  • DISH、ソフトバンクへの再反論 

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週刊isologue(第215号)スプリント買収にDISH参戦(スプリント進撃編)

スプリント買収におけるソフトバンクとDISHの攻防についてですが、今週はスプリント自身による詳細な分析が見ものです!

規制関係の進捗状況など、新たな情報もいくつか入ってます。 

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目次とキーワード

  • DISHの子会社で25億ドルの資金調達
  • スプリントから提出された詳細な分析資料
    • スプリントの置かれた状況
    • ソフトバンク提案のプレミアム分析
    • 株価の妥当性
    • 取締役会のプロセス
    • ソフトバンクとの統合に対する市場の反応
    • 規制当局関係の現状
    • DISH提案についての検討

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カトマック社の全株式がNTTレゾナントさんに譲渡されました!

昨年5月にフェムト・スタートアップLLPで投資した株式会社カトマック(代表取締役:久納孝治氏)は、Android向けアプリの開発者を支援するNTTレゾナントさんのサービス「Developers AppKitBox」に技術提供をしておりましたが、その高い技術力が認められて、本日、同社の全株式がNTTレゾナントさんに譲渡されました

フェムト・スタートアップLLPの投資先の最初のexitということにもなります。

カトマック社がNTTレゾナントさんのグループの一員となることで、今後さらに、同サービスの成長や展開を加速することができると思います。

久納さん、これからもがんばってください!

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週刊isologue(第214号)スプリント買収にDISH参戦(ソフトバンク反撃編)

今週も、スプリント買収におけるソフトバンクとDISHの攻防についてお伝えします。

5月3日にスプリントからすでに招集通知(Proxy Statement)が発送されちゃってると思いますので、DISHには、かなりキツい王手がかかっている感じではあります。
一方で、米当局の承認は、(司法省の独禁法関連の承認等、おりたものもあるようですが)「安全保障系のCFIUSは予断を許さない」といったご意見もあるようで、まだ「ソフトバンクが勝った」とも言えない状況ではないかと思います。

これら一連の開示から、「日本企業がM&Aを活用して世界で活動する際の戦い方」を垣間見てとることができるのではないかと思います。

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目次とキーワード

  • DISHには米国家安全保障上の問題は無いのか?
  • DISH定時株主総会での議決権行使結果
  • DISHの四半期決算発表
  • BlackRockによるDISH株売却
  • スプリントの決算発表
  • ソフトバンクによる、反DISH、親ソフトバンクの米報道開示 
  • ソフトバンク委託による、業界専門家のDISH提案分析結果
  • ソフトバンク自身による、スプリント買収のシナジー効果分析
  • Capital Research Global Investorsによるスプリント株売却

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週刊isologue(第213号)スプリント買収にDISH参戦(ソフトバンク反論編)

今週は、孫社長のソフトバンクの買収提案とDISH買収提案の違いの説明を中心に、スプリント買収関連の開示書類について見ていきます。
このディール及び孫社長のプレゼンは、(仮にソフトバンクが今後、スプリントの買収に成功したとしたら)、対抗買収者が現れた場合でも(英語で)米国の政府や一般株主を説得して買収に成功できた事例として、日本のビジネス史上に残るのかも知れません。 

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(出所:ソフトバンク、プレゼン資料)

 

目次とキーワード

  • ソフトバンクの反論と市場の反応
  • 今週のDISHの開示
    (スプリントとNDA締結?)
  • 今週のスプリントの開示
    (日本では報道されてない?6月12日の臨時株主総会の招集通知が!)
  • ソフトバンクの開示
  • 孫社長のプレゼンテーション
  • 買収後のスプリントの成長
    (売却する株主向けの説明なのか?買収後も残る株主向けの説明なのか?政府向けの説明なのか?) 
  • 「Scale is everything.」
  • 「Smart phone is almost everything.」
    (どっちやねん)
  • 「Most hated company in America」 
  • まとめ

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週刊isologue(第212号)ソフトバンクのスプリント買収に、DISH参戦(開示分析編)

連休中ではありますが、引き続き今週もDISHのスプリント買収関連の開示書類について見ていきましょう。

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目次とキーワード

  • DISHの概要
  • 議決権保有状況(「Dual Class」)
  • スプリントの特別委員会の組成
  • 特別委員会のメンバー
  • スプリント側の開示一覧
  • ソフトバンクのDISHへのコメント
  • ソフトバンクの社債発行と格付
  • ソフトバンクの修正大量保有報告書
  • 買収契約書の修正内容

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フェムトグロースキャピタル第1号案件としてピースオブケイクに投資いたしました

フェムトグロースキャピタル第一号案件として、本日付けで、デジタルコンテンツのプラットフォーム「cakes」を運営するピースオブケイクにジャフコさんと共同で合計3億円を投資いたしました。

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また、本日付けで同社の社外取締役にも就任させていただきました。

代表取締役CEOの加藤さんや、取締役CTOの原永さん、その他のみなさんといっしょに、ピースオブケイクの成長を加速させていきたいと思います。

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ファンドのガバナンス的な観点からの話題としましては:
ピースオブケイクには、シードの時点で、私が組合員を兼務する別entityの「フェムト・スタートアップLLP」からも投資をさせていただいております。このため、株式会社等の利益相反決議に準じて、投資委員会で私が参加せずに決議をするというのはもちろん、その前に別途、諮問委員会の諮問も受け、利益相反でフェムトグロースキャピタルのLP投資家様にご迷惑をおかけすることのないよう、かっちりしたプロセスを取らせていただいております。

投資の検討に際しても、フェムトグロースキャピタルでフルタイムで活躍するプリンシパルの曽我悠平さんが中心となって、40ページ弱の投資資料を作成しました。(アーリーステージ投資なので、分厚い資料を作れば投資が成功するというわけではもちろんありませんが、ナアナアやノリで投資をするのではなく、スピーディさは保ちつつ、出来る限りの検討は行うというスタンスでやっていこうと思っております。)

引き続き、みなさんのお力をお借りできれば幸いです!

ピースオブケイクのプレスリリースはこちら

サイバーエージェント・ベンチャーズさんのプレスリリースはこちら

新生銀行のプレスリリースはこちら

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