またしても、YouTubeネタに強いThe Wall Street Journalが第一報。
Verizon, YouTube Aim To Bring Web Videos To Cellphones, TV
Date: Tue, 7 Nov 2006 04:07:05 -0500 (EST):(日本時間18:07)
Verizon Communications Inc. is in advanced talks with YouTube Inc. to bring the popular Web site’s videos to cellphones and television sets, in what would be a landmark link-up between telecom and Internet video.
(以下略)
http://wsj.com/article/SB116287347794115326.html
(有料)
パケット定額の携帯電話でYouTubeが見られるようになったら、少なくともワンセグなんかよりは全然ニーズがあること間違いなし。
(先日、電車に乗りながら、FOMAのM2501で自宅のロケーションフリーにアクセスしたら、家のHDDビデオに録画してあった画像がすごくなめらかにパソコン画面で見られたので、いたく感動しました。つまり、日本も技術的には「どこでもオンデマンドテレビ」は、すでに全く可能なわけです。が、同時に、パケットも10秒で1MB[約150円]くらい平気ですっ飛んでいくので、怖くなって30秒くらいで止めました・・・[苦笑])
ただ、アメリカの携帯の画面やファイバーの普及度って、現在、どんな感じなんでしょうか?
記事中にも、
Verizon said it had 522,000 customers for its fiber-based Internet service and 118,000 TV customers.
などという記述もあり、光ファイバーの普及度では、日本に全然追いついてないようですね。
ということで、日本の方が「技術的なインフラ」ははるかに進んでますが、「電話会社やテレビ局のエラい方々がYouTubeと組む気になるかどうか」といった「マインド面」は、変わるのに非常に時間がかかりそうであります。
かくして、米国でどんどん「既成事実」が作られていって、旧来的なテレビのビジネスモデルが崩れていくのを横目で見る日々が続くんでしょうけど、どう考えても、3〜5年以内には、日本のテレビ業界も、ガラガラと音を立てて変化せざるを得ないんではないかと。
YouTubeとの提携とかいう話となると、またもや、まっさきに「あの会社」さんが、やってくださるんでしょうね、きっと。(1年半後くらいまでには。)
(ではまた。)
[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。