レプワラと税務

(追記あり:3/30、12:45)
一昨年、フジテレビはライブドアに対して約440億円を出資し、ライブドアの上場廃止で結局それを昨年の3月にUSENの宇野氏に約95億円で売却して約345億円の売却損を平成16年3月期に計上しました。
昨年3月29日の日経新聞の報道で、フジテレビは発生した損害の補償を求める催告書をライブドアに送付した、とのことですが、それから1年経った今週26日に損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしています。
この一連のアクションを(法律的に、はさておき)税務的に見るとどうなんだろう?というのが本日の疑問であります。

続きを読む

[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。

「勇午」新シリーズ

本日発売の「イブニング」で、「勇午」の新シリーズ開始。
先日お伺いした弾さん宅は「バベル」の撮影に使われたそうですが、私のオフィスも、なんと勇午に登場しました。
(23ページに・・・mm単位で・・・。○| ̄|_)

[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。

ICPFシンポジウム「参加型メディアの可能性」、終了

(追記あり:3/24、10:00)
ICPFのシンポジウム「参加型メディアの可能性」も、なんとか無事終了。
ご来場いただきました方々、どうもありがとうございました。
もちろん、他のパネラーの方々や会場のみなさんとのディスカッションも得るものが非常に多かったのですが、中でも本日最大(?)の収穫は、これだ!↓  

続きを読む

[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。

本日の上村達男教授(+クラスアクション?)

本日の産経新聞13面、”【正論】早稲田大学法学部長・上村達男 ライブドア事件−−
罪を問えない3つの巨悪が本質、現在進行形で機能する「規制」法を”、という記事で、上村教授が熱弁をふるってらっしゃいます。。

続きを読む

[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。

日興とライブドアの内部統制の違いをどう考えるか(「弁当屋」に例えた場合。)

堀江氏判決について考える(「結果」と「プロセス」)の日興コーディアルグループとライブドアの内部統制の違いの部分について、「あ」さんから、弁当屋さんの品質管理に例えたコメントをいただきました。
コーポレートガバナンスや内部統制を「品質管理」に例えるのは非常にいい例えじゃないかとおもいます。
一般の企業でも、自分のメインの製品やサービスについては品質管理を徹底しないとヤバいという認識はかなり浸透しているんじゃないかと思いますが、コーポレートガバナンスや内部統制については、まだ「なんでそんなことやんないといけないの?」という認識の企業も多いのではないかと思います。
上場企業であれば、「株式という金融商品」を投資家に販売しているわけですし、株式というのは その企業(に関する権利を細分化したもの)そのものですから、株式の品質管理というのは、すなわち企業のコーポレートガバナンスや内部統制そのものであり、企業価値をいかに保ち、いかに上げて行くか、ということが品質管理の目的になるかと思います。
ところが、品質管理というのは、限りなく不良品を減らすことはできるが、残念ながら不良品をゼロにできるしくみではないわけです。
このため、不良品が出たおかげで顧客に損害が発生したときの責任をどう考えるか、ということになるわけですが、内部統制の考え方に関する何らかのご参考になるのではないかと思いまして、「あ」さんとのやりとりを(一部引用で恐縮ですが)、引用させていただきます。
「あ」さん曰く;

>磯崎さん
 その理屈だと大企業になればなるほど、犯罪し放題になりますね。
 年1万食の売り上げのある町の弁当屋が去年1件の食中毒を出したのではないかという嫌疑をかけられて営業停止、社長は逮捕、起訴、有罪。
 一方、年100万食の売り上げがある大きな弁当屋は、2年間にわたり10件の食中毒を出したうえに組織的に隠蔽工作をした証拠があり社長も認めたのだが、営業停止どころか弁当1食分の罰金、会社の人間は有罪どころか起訴も、それはおろか逮捕もされない。
 弁当の専門家は、前者は1万分の1件、後者は10万分の1件なので前者の方が罪が重いと強弁。
 こんなのが通用するのはさすがに金融業界だけじゃないですか?

続きを読む

[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。