高速湾岸線を走っていたら、目の前のバスの行き先表示が「SOS」になっている。
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今年の4月に書かせていただいた「世界にはまだこんな高利の貸金業が存在する!」に対して、渡辺千賀さんからトラックバックいただきました。
年利300%とか400%という超高利で小額のお金を貸してくれる、いわゆる「サラ金」屋さんである。
(中略)どんなにおどろおどろしいものかと思う方もいるだろうが、写真のような「明るい」お店。
ということで、店頭の写真や、New York Times Magazineの記事等も載っていて、いろいろ参考になります。
金利がもし悪だとしたら、それはグロスの支払額が大きいから悪であるはず。
たとえ年利が300%であろうが400%であろうが、2週間で手数料が20ドルで打ち止めであれば、クリーニングやレンタカーと同じく、まったく普通のサービスであって、悪い要素はまったくないかと思います。
つまりは「長期」で「複利」の場合に問題になるのであって、そうでない場合もあるはずであります。
日本の景気は、欧米よりはちょっとはマシなのでまだ問題になってないのかも知れませんが、単純な年率換算で上限金利や貸出額を厳格にしてしまったので、もし、景気が悪化して金利でも上昇した日には、日本はアメリカ以上に消費者に対するクレジットクランチが発生しないだろうか?と、かなり心配であります。
ともあれ。どうもありがとうございました。>渡辺さん。
ちなみに、まったく関係ないですが、最近、資生堂INTEGRATEのTVCM等を見て、もし将来、「渡辺千賀物語」が映画化される場合は、主演真木よう子さん(先週、結婚しちゃいましたけど)がいいんじゃないかと個人的には思っておる私であります。
(ではまた。)
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弁護士の松本啓二先生が8日に亡くなられたと知りました。
http://www.jiji.com/jc/c?g=obt_30&k=2008111400815
葬儀は近親者の方々で済まされて、別途お別れの会が開かれる予定とのことです。
いろいろお世話になりまして、このブログにもコメントをいただいたりしたのですが、信じられない気持ちです。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
関連記事:
2005年12月16日 クロス・ボーダー証券取引とコーポレート・ファイナンス
2008年6月6日 弁護士松本啓二氏のコメント
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子供が演奏する曲の参考のために借りたビデオですが。
純粋な気持ちに…
Just a spoonful of sugar
1才9ヶ月の娘が夢中!!
風向きが変わって・・・
永遠のジュリー
Dawes, Tomes Mousely, Grubbs Fidelity Fiduciary Bank(日本語字幕:ドース・トームズ・モーズリー・グラブズ安全信託銀行)の歌が、なかなか銀行業のしくみがわかって、いいです。:-)
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先日、放送大学にハマっている、という話の中で、駒澤大学の石川純治教授の「現代の会計」という授業がいい、ということを書かせていただいたところ、生徒さん?経由で石川教授に「こんなこと書いてるやつがいる」という話が伝わったようで、わざわざ石川教授からお礼のメールをいただくとともに、ご著書、「変貌する現代会計」
を送っていただいきました。
また、先生のホームページの「時事会計教室」No.39 旧長銀事件裁判と「公正な会計慣行」−法と会計−(2008年9月)の追記にも、わざわざ、
なお、この岸田論文への興味深いコメントが磯崎哲也事務所のブログ(10月22日稿)に 掲載されている。特に、本文で「『公正な会計慣行』とは」でも触れたが、会計「慣行」と 会計「基準」についてのコメントを参照されたい。また、「成文法」に根ざす法体系と英米法的な考えに根ざす会計とはそもそもなじみにくい性格をもつとする点、またよりオープンな方向性はないのかといった点は、きわめて共感できるところである。もともとなじみにくい性格のものを成文法のなかで“無理にも”解かねばならない、その「なじみにくさ」が裁判の難しさを反映しているといえないか。いずれにしても一読をお薦めするブログである。
と、書いていただきました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。
—
さて、本書は、会計に限らず企業活動に関わる仕事をされている方は購入して読む価値のある本だと思いますが、この本で石川教授が読者に伝えたいことは、私なりに愚考しますに、「会計の本質」ではないかと思います。
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昨日は、NHKスペシャルの「デジタルネイティブ」にちょっと顔を出さしていただいきました。
まだ私が映ってた部分の前後しか拝見できてませんが、「デジタルネイティブな若者(近藤さん@はてな)の行動にちょっとビックリするデジタル非ネイティブのおっさん」という役どころ(笑)でした。
さすがNスペというか、「紹介カット(しゃべってるインタビュー部分じゃなくて、仕事しているところを紹介するために挿入されるカット)」が、かっちょいい。
「大都会の中心でバリバリ仕事してまっせ」的な感じの仕上がりで。
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前から思ってたんですが、インタビュー取材の時に接するカメラマンさんって、民放とNHKとでちょっとノリが違いますね。
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昨日は、奥さんの買い物につきあって「パタゴニア」に行ったんですが、奥さんが買い物している間ヒマなので、店舗に並べてある本をパラパラとながめておりました。
ちなみに、並んでいたのは下記のような「環境」っぽい本。
この中で、特に興味深かったのは、パタゴニアの創業者イヴォン・シュイナード氏が書いた「社員をサーフィンに行かせよう—パタゴニア創業者の経営論」。
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以前、本石町日記さんの「通貨発行益(シニョリッジ)をめぐる勘違い」に対して、「図解シニョリッジ」というエントリを書かせていただいたんですが、最近、このエントリにトラックバックをいだたいだきました。
出所:日本銀行営業毎旬報告 (平成17年3月31日現在)より磯崎作成(再掲)
この通貨発行益に関する勘違いというのは、会計的に言うと、会計の基本コンセプトを書いた「企業会計原則」の一般原則の2番目に登場する「資本取引と損益取引の区分」に関連するお話であります。
つまり、「資本取引と損益取引の区分」を注意深く考えないといけないというのは、会計的には基本中の基本、最も重要なコンセプトの一つなわけですが、一般の人の頭の中には、やっぱりそうした観念は希薄なのかなあと、最近、いろいろ考えさせられます。
ホリエモン氏が最近またメディアにいろいろ登場されてますが、ライブドア事件というのはまさにこの「資本取引と損益取引の区分」が最大の論点なわけで、(それが「犯罪」に該当するのかどうかは裁判所の判断を待つとしまして)、会計の専門家ならぬホリエモン氏がこの点にさほど注意が行かなかったとしても、それはやっぱり無理からぬところだったのかもなあ、という気もする次第です。
最近拝見した放送大学の授業でも、「ん?」と思ったことがあります。
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