週刊isologue(第191号)アーリーステージ向けベンチャーキャピタルの研究(その2)

日本でも創業間もないベンチャーに投資するエンジェルやアクセラレーターは充実してきましたし、上場が見込める企業に投資をするベンチャーキャピタルも昔からありますが、その中間の「アーリーステージ」が日本ではイマイチ弱いのではないかという問題意識を持って、前回は米国のアーリーステージVCの実例を見てみました。その結果、アーリーステージのベンチャーキャピタルという業態は、米国でも構造上決して簡単ではなさそうだということがわかりました。

今週は、このff Venture Capialの創業パートナーJohn Frankel氏が書いたTechCrunchの記事に関連して、LP投資家のアノマリーや、ベンチャー投資に関わる調査資料を作っている「カウフマン財団」とは一体どういう財団なのか、について見てみます。

目次とキーワード

  • TechCrunch記事の概要
  • ハチの飛行とベンチャーキャピタル
  • 大きなファンドのデメリット
  • VCの利益の最大化と投資利回りの最大化
  • ファンドの「格付」効果と日本の現状
  • カウフマン財団
  • 財団の資金運用の内訳
  • ベンチャー関係レポート

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週刊isologue(第190号)アーリーステージ向けベンチャーキャピタルの研究

(「Femto Startup LLP」もその一つですが)、日本にも設立したばかりのベンチャーに数百万円程度を投資するエンジェルやインキュベーター、アクセラレータといった投資家はかなり増えて来ました。また、あと数年で上場できそうという「ミドル」から「レイト」ステージの企業を中心に投資するベンチャーキャピタルも以前から存在しました。

しかし、エンジェルやアクセラレーター・ラウンドの終わった次のステップ、すなわち、「アーリーステージ」に数千万円から数億円規模を投資して、ベンチャーの成長を支援するというレイヤー(層)が日本ではイマイチ薄いのではないかという気がしています。

日本のベンチャー投資環境における次の課題が、ここではないかと思ってますので、今回は、この点アメリカはどうなのか、日本への示唆は?といった点について、米国のVCの実例をベースに考えてみたいと思います。

目次とキーワード

  • アーリーステージ向けベンチャーキャピタル「ff Venture Capital」の実例
  • チームの概要
  • ファンドサイズ
  • ソーシングのスタイル
  • 投資の特徴
  • アーリーステージのハンズオン投資の難しさ
  • アーリーステージ以降の成長資金投資
  • exit事例と成功報酬
  • オフィスはバブっているか?
  • 投資のポリシー
  • 投資対象、投資金額等のイメージ
  • VCがパートナー等の並行投資を禁止しないのはなぜか?
    • 利益相反の防止策
    • インセンティブとの関係
    • シグナリング効果
    • 情報の非対称性

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Femtoの投資先カトマック社がNTTレゾナントに技術提供開始

今週、Femto Startup LLP投資先のカトマック社が、NTTレゾナントさんが始めたAndroid向けアプリの開発者を支援するサービス「Developers AppKitBox」に技術提供を開始しました。

クラウド上にあるAndroid 端末実機を、ネット経由で借りてテスト等に使えるサービスです。

http://appkitbox.com/testkit

Android開発者のみなさん、ぜひ使ってみてください!

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NTTレゾナントさんのプレスリリースはこちら

本機能の提供に際して、株式会社カトマック(*4)の技術を採用し、 独自のクライアントソフトウェア上からクラウドを経由してAndroid 端末実機へとアクセスすることが可能です。 非常に高速で滑らかな画面転送を実現し、リアルタイムに近い形でPCからのキー入力を反映させることもできます。 また、既存開発ツールとの連携が容易な技術設計となっているため、近い将来には検証自動化機能により、更なる検証コスト削減を図ります。

(*4)株式会社カトマックは、Skype社の公式Java APIであるSkype4Javaや、Pure JavaによるAndroidのDalvik VMクリーンルーム実装等を開発した 代表者の長年の経験を元に、Androidなどスマートフォン向けの先進的なソフトウェアを開発するために今年4月に設立された会社です。 その高い技術力を評価され、著書「起業のファイナンス」やブログ「isologue」等で有名な磯崎哲也氏等が運営するFemto Startup LLPより、 設立直後に出資も受けています。

ほか、いろいろなメディアでもご紹介いただいてます。

Impress クラウドウォッチ:NTTレゾナント、Androidスマホ46機種の実機をリモートで時間貸し、アプリ開発のデバッグ用に
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20121114_572763.html

日経BP ITPro:「グループ最大開発者の強み生かす」NTTレゾがAndroid開発者向け支援サービスを開始
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20121113/436964/

ITmedia @IT:NTTレゾナント「検証用Android端末、クラウド経由で貸し出します」
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1211/14/news056.html

マイナビニュース:NTTレゾナント、クラウド上のAndroid端末を貸し出す開発者向けサービス開始
http://news.mynavi.jp/news/2012/11/14/046/

財経新聞:NTTレゾナント、Androidスマホアプリの開発者を支援 クラウドを活用
http://www.zaikei.co.jp/article/20121113/117719.html

(ご参考まで。) 

 

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cakes連載 海とわんことビジネスと【第9回】タグボート編(その3)-船を曳く

cakesに連載している「海とわんことビジネスと」の第9回、「タグボート編(その3)- 船を曳く」が掲載されました。

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今回は、いよいよ大型貨物船を曳きます。

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週刊isologue(第189号)インテルの時価総額を抜いたクアルコムは、なぜ儲かるのか?

(配信が2日遅れになりまして、大変申し訳ありませんでした。
 いつもは23時50分配信ですが、本日分は15時配信です。) 

今回は、先週土曜日にインテルの時価総額を抜いたクアルコム(QUALCOMM Incorporated)について取り上げます。

ARMホールディングス(同じくスマホ・タブレット時代を象徴するCPUベンダー)やインテルなどとの比較や、クアルコムの年次報告書(10-K)などから、このクアルコムとはどんな会社なのか、なぜそんなに儲かってるのかを考えてみたいと思います。

目次とキーワード

  • クアルコム、インテル、ARMの株価推移と各社の時価総額
  • 各社の財務内容比較
  • クアルコムのビジネス
  • セグメント別にみた業容
    (QCT、QTL、QWI、QSI、他)
  • 驚きの役員構成
  • クアルコムのビジネス・戦略の何がよかったのか?
    (10-Kからの推測)

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cakes連載 海とわんことビジネスと【第8回】タグボート編(その2)-タグボートに乗って来た!

cakesに連載している「海とわんことビジネスと」の第8回、「タグボート編(その2) – 現場に向かう」が掲載されました。

今回、東証2部上場の東京汽船株式会社さんの特別なご協力を得ることができましたが、いよいよ実際にタグボートに乗って、船を曳く現場に向かいます!

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週刊isologue(第188号)ソフトバンクのスプリント買収への道のり(後編)

今週は、ソフトバンクのスプリント買収への道のりの(後編)をお届けします。

目次とキーワード:

  • 「ソフトバンクのイー・アクセス買収後の仰天展開」報道についてのコメント
  • 許認可等への対応(Regulatory Approvals and Related Matters.)
  • NISPOM(National Industrial Security Program Operating Manual=米国防省の民間企業等が国家機密に接触する際のマニュアル)への対応
  • 「合理的な最大限の努力(reasonable best efforts)」とは何か?

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cakes連載 海とわんことビジネスと【第7回】タグボート編(その1)-タグボートに乗って来た!

cakesに連載している「海とわんことビジネスと」の第7回、「タグボート編(その1)-タグボートに乗って来た!」が掲載されました。

今回、東証2部上場の東京汽船株式会社さんの特別なご協力を得て、実際にタグボートに乗せていただく機会をいただきました。タグボートの基本的なしくみ、ブリッジ、操縦装置、機関室、曳船作業、大型船のエスコートなどを、レポートしていきます!

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