週刊isologue(第316号)上場前後の資本政策(2015年第1四半期:前編)

今回は、2015年第1四半期(+α)にIPOしたベンチャーを中心とする会社の資本政策の前編です。

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1月は上場がなかったので社数は少なめかと思いきや、結構ありましたので、今週と来週の2回に分けてお届けします。また、この後にリンクバル、ジグソー、Gunosy、デザインワン・ジャパン、テラスカイの上場も控えていますので、後編ではそちらも取り上げる予定です。(「第1四半期」を逸脱しておりますが。)

 

取り上げた企業

  • KeePer技研
  • ファーストブラザーズ
  • ファーストロジック
  • ALBERT
  • シリコンスタジオ
  • コラボス
  • ショーケース・ティービー
  • ヒューマンウェブ
  • エスエルディー
  • RS Technologies
  • ファーストコーポレーション
  • イード
  • ハウスドゥ
  • シンデン・ハイテックス
  • Aiming

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週刊isologue(第315号)全米ベンチャーキャピタル協会契約ひな型(定款編その6)

今回は、全米ベンチャーキャピタル協会の投資契約のひな型の定款編の最終回です。

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目次とキーワー

  • 償還(6. Redemption)
    • 償還の一般条項
    • 償還の通知
    • 株券の提出
    • 償還後の権利
    • 償還その他の理由で取得された株式の扱い(7. Redeemed or Otherwise Acquired Shares) 
  • 権利の放棄(8. Waiver) 
  • 通知(9. Notices)
  • 第5条 附属定款(Bylaws)の変更 
  • 第6条 取締役の定員数
  • 第7条 取締役の選任 
  • 第8条 株主総会の開催場所、帳簿の保管場所
  • 第9条 取締役の免責
  • 第10条 取締役等の補償
  • 第11条 ビジネス機会の提供
  • 第12条 合意管轄
  • 第13条 カリフォルニア州法
    • 別添A(第10条 会社に対して強制力のある補償版)
    • 取締役と執行役員が補償を受ける権利
    • 取締役と執行役員に対する支払い
    • 取締役と執行役員からの請求
    • 従業員及び代理人に対する補償
    • 従業員及び代理人に対する支払い
    • 権利が非排他的であること
    • その他の補償
    • 保険
    • 補償規定の変更または廃止

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週刊isologue(第314号)全米ベンチャーキャピタル協会契約ひな型(定款編その5)

今回も、全米ベンチャーキャピタル協会の投資契約のひな型の「定款」について取り上げます。
今回は、「転換」の後編です。 

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目次とキーワー

  • 任意転換(4.Optional Conversion)続き
    • Series A転換価格の修正(ブロードベース・バージョン)
    • Series A転換価格の修正(フルラチェット・バージョン)
    • 設例(ブロード、ナロー、フルラチェット)
    • 対価の決定 
    • 複数の取引日がある場合 
    • 株式分割、株式併合の場合の調整 
    • 株式配当等の修正
    • その他配当や分配時の修正
    • 合併や組織再編による修正
    • 修正結果の通知
    • 基準日の通知
  • 強制転換(5.Mandatory Conversion)
    • トリガーとなるイベント
    • 手続き上の必要事項
  • 「pay-to-play」条項がある場合の強制転換(5A. Special Mandatory Conversion)
    • pay-to-playのトリガーとなるイベント
    • pay-to-playの手続き上の必要事項
    • 定義 

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日本ベンチャーキャピタル協会会長の尾崎一法氏のご冥福をお祈りいたします

アント・キャピタル・パートナーズ株式会社代表取締役会長で一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会会長の尾崎一法氏が平成27年4月7日に逝去されました。

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(日本ベンチャーキャピタル協会ホームページより)

尾崎さんとは、昨年10月から今年1月にかけて開催されたファンド規制に関する金融審議会ワーキンググループにおいて、傍聴者を含め100名以上は出席者がいるんじゃないかという超アウェイな雰囲気の会場の中、ベンチャーキャピタル側の委員として一緒にベンチャーキャピタルの重要性を説いたご縁がありました。

今年1月19日の審議会WGの最終回は事前には、体調が悪く入院していて来られない予定と伺っていたのに出席されていたので、「あれ?入院されていたのでは?」と伺ったら、「今日来ないわけには行かないからね」と、ベンチャーキャピタルの立場からの発言をされて最後を締めていかれました。WG終了後の立ち話で、「いや実はガンでね」という話を初めて伺って驚いた次第です。

(実際に具体的な法案を見るまでは、まだ予断を許しませんが)、他の委員や事務局のみなさん、その他の方々のご理解やご尽力にも恵まれて、この金融審議会「投資運用等に関するワーキング・グループ」の報告書は、冒頭でベンチャーキャピタルの必要性がうたわれ、悪徳業者の活動は困難にしつつも、真面目に活動をしている普通のベンチャーキャピタルへの影響は最小限に抑えられた、大変素晴らしいものになったと思います。(もしこの金融審議会ワーキンググループが開かれず、昨年5月のパブリックコメント案のまま法案が通ってしまっていたら、独立系ベンチャーキャピタルの1号ファンドや、海外ファンドから出資を受ける国内のベンチャーキャピタルは、全滅しかねないところでした。)

4月7日、青山のカフェで雑誌の取材を受けていて、尾崎さんのご活躍の話をしているちょうどその時に、テーブルに置いたiPhoneの画面に、尾崎さんが亡くなられたというFacebookのメッセージの通知が表示されたので大変驚きました。最後に私なんぞにもお別れの挨拶に来ていただけたのかと思って涙が込み上げてきました。

文字通り、命を削って日本のベンチャーキャピタルの発展にご尽力されたと思います。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。 

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週刊isologue(第313号)全米ベンチャーキャピタル協会契約ひな型(定款編その4)

今回も、全米ベンチャーキャピタル協会の投資契約のひな型の「定款」について取り上げます。

今回は「転換」についての規定(優先株の規定の第4条)の前半部分までです。 

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目次とキーワー

  • 任意の転換(4. Optional Conversion)
  • 転換の権利
    • 転換比
    • 転換権の終了
  • 転換時の端株の取り扱い
  • 転換の手続きルール 
    • 転換に関する通知
    • 発行可能普通株式数の維持
    • 転換の効果 
    • 転換自体に関連しては転換価格の修正は行わない
    • 税金の取り扱い
  • 希薄化防止条項
    • 転換に関する定義
      • オプション
      • Series A当初発行日
      • 転換証券
      • 追加発行普通株
    • Series A転換価格を修正しない場合 
    • みなし発行

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