今回も、経済産業省及び日本ベンチャーキャピタル協会から公表された、新しい組合契約例(以下「契約例」)について見ていきたいと思います。
今回は、
第3章「組合業務の執行」
第4章「組合員の責任」
第5章「組合財産の運用及び管理」
第6章「会計」
第7章「投資先事業者の育成」
について。
法的な観点というよりは、ビジネスの視点からのお話となります。
また本稿は、この週刊isologue第375号「VCの作りかた(組合契約編その6)」(2016年6月13日)、第376号「VCの作りかた(組合契約編その7)」(2016年6月20日)の、平成22年度版ひな型ベースからの、アップデート版となります。
本稿は、法的助言を行うことを目的とするものではなく、財務(ファイナンス)的な観点などから、取り上げたテーマの性質を考えるためのものです。文書を実際に解釈したり運用するにあたっては、弁護士等の専門家の意見を参考にしてください。
目次とキーワード
- 第3章 組合業務の執行
- 第13条 無限責任組合員の権限
- 第14条 無限責任組合員の注意義務
- 第15条 有限責任組合員の権限
- 第16条 組合員集会
- 第17条 利益相反
- 第18条 諮問委員会
- 第4章 組合員の責任
- 第19条 組合債務に対する対外的責任
- 第20条 組合財産による補償
- 第5章 組合財産の運用及び管理
- 第21条 組合財産の運用
- 第22条 組合財産の管理
- 第6章 会計
- 第23条 会計
- 第24条 財務諸表等の作成及び組合員に対する送付
- 第7章 投資先事業者の育成
- 第25条 投資先事業者の育成
ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。
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