今回も、経済産業省及び日本ベンチャーキャピタル協会から公表された、新しい組合契約例(以下「契約例」)について見ていきたいと思います。
今回は、第10章「組合員の地位の変動」、第11章「解散及び清算」、第12章「雑則」について。
法的な観点というよりは、ビジネスの視点からのお話となります。
また本稿は、この週刊isologueの第372号「VCの作りかた(組合契約編その3)」、第377号「VCの作りかた(組合契約編その8)」の、平成22年度版ひな型ベースからのアップデート版となります。
本稿は、法的助言を行うことを目的とするものではなく、財務(ファイナンス)的な観点などから、取り上げたテーマの性質を考えるためのものです。文書を実際に解釈したり運用するにあたっては、弁護士等の専門家の意見を参考にしてください。
目次とキーワード
- 第10章 組合員の地位の変動
- 第33条 持分処分の禁止
- 第34条 組合員たる地位の譲渡等
- 第35条 組合員の加入
- 第36条 組合員の脱退
- 第37条 組合員の死亡
- 第38条 有限責任組合員の除名
- 第39条 無限責任組合員の除名
- 第40条 脱退組合員の持分及び責任
- 第41条 組合員の地位の変動の通知
- 第11章 解散及び清算
- 第42条 解散
- 第43条 清算人の選任
- 第44条 清算人の権限
- 第45条 清算手続
- 第46条 清算方法
- 第12章 雑則
- 第47条 許認可等
- 第48条 通知及び銀行口座
- 第49条 秘密保持
- 第50条 金融商品取引法等に係る確認事項
- 第51条 適格機関投資家等特例業務に関する特則
- 第52条 反社会的勢力等の排除
- 第53条 表明保証等の違反による補償
- 第54条 本契約の変更
- 第55条 本契約の有効性、個別性
- 第56条 言語、準拠法及び合意管轄
ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。
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