週刊isologue(第499号)Dropboxの種類株(その1)

しばらく米国企業の開示資料を見てなかったので、今回は3月にIPOした米Dropbox社の種類株について見てみます。

目次とキーワード:

  • Dropboxの概要
  • 上場後の株式の種類
  • 株主構成
  • 創業者2人の持株比率
  • Y Combinatorの持株は?
  • 米国の株式併合(reverse stock split)はどうやるか? 
  • 上場直前の定款の株式に関する記載
  • 上場時点以降の定款の株式に関する記載
  • Class B普通株の転換について
  • Class C普通株の転換について

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。

[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。

週刊isologue(第498号)上場前後の資本政策(2018年9月その2)

今回は、今年の9月に上場した以下の12社、

NewImage

のうち、

  • アイリックコーポレーション
  • ブロードバンドセキュリティ
  • SBIインシュアランスグループ
  • 極東産機
  • フロンティア・マネジメント
  • ワールド

の資本政策を見てみます。

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。

[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。

週刊isologue(第497号)テックビューロの優先株式と会社分割の研究

「上場前後の資本政策(2018年9月編)」の途中ですが、今回は、先週10月10日に仮想通貨流出事件の顧客資産の支援に関する正式契約について発表したテックビューロについて見ていきたいと思います。

「同社の仮想通貨交換業の事業や日本のブロックチェーンビジネスはどうなるんだ?」といった観点も興味がないわけではないですが、同社は今年7月に、スタートアップとしては非常に珍しい会社分割(しかも、分割型分割(人的分割))をしておりまして、しかも優先株式を発行しております。こうした優先株式利用下の分割型分割の後にM&Aが発生すると、どんなことが起こりうるのか?、何に注意しなければならないのか?といったファイナンスの観点から、登記簿やプレスリリース、公告などの開示された資料から読み解いていきたいと思います。

本稿は、法的・税務的助言を行うことを目的とするものではなく、財務(ファイナンス)的な観点などから、取り上げたテーマの性質を考えるためのものです。文書を実際に解釈したり運用するにあたっては、弁護士・税理士等の専門家の意見を参考にしてください。

NewImage

目次とキーワード:

  • テックビューロと、会社分割の概要
  • 沿革
  • 資金調達の履歴
  • 登記の遅延
  • スイス法人とICOに対する課税?
  • 会社分割(分割型分割/人的分割)
  • 優先株式の内容と会社分割
  • 分割型分割の適格要件
  • 優先株式がある状況下での分割型分割と、残余財産優先分配権
    (いつの間にか、残余財産優先分配額が2倍に?!)

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。

[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。

週刊isologue(第496号)上場前後の資本政策(2018年9月その1)

今回は、今年の9月に上場した以下の12社、

NewImage

のうち、

  • and factory
  • ナルミヤ・インターナショナル
  • マリオン
  • 香陵住販
  • アズーム
  • イーエムネットジャパン

の資本政策を見てみます。

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。

[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。

週刊isologue(第495号)M&A事例研究(トライフォートの優先株)

日本ではまだ、優先株式を発行している会社のM&Aのケースは少ないのですが、先週木曜日にユナイテッド社のトライフォート社の買収が発表され、そのIRリリースに株主ごとの株式の種類や数まで詳細に載っていました。

今回はそのIRリリースと登記簿から、優先株式が発行されている場合のexitについて考えてみたいと思います。

NewImage

 

目次とキーワード:

  • M&Aの概要
  • 種類別株式数と資本金等の推移
  • A種優先株式での増資(WiL)
  • B種優先株式での増資(LINEとの資本業務提携)
  • 代表取締役の辞任と株式のゆくえ
  • 自己株式の処分で資金調達?
  • 決算公告と「その他資本剰余金」の推移
  • LINEの追加出資
  • ネクシィーズとの資本業務提携
  • SBIインベストメントからの資金調達
  • 普通株式への転換と単元株の設定(上場準備?)
  • 優先株式の復活(上場取りやめ?)
  • ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングスとの資本業務提携
  • 優先株式の残余財産分配権の内容
  • 株主別の売却価額の推測
  • まとめ

 

ご興味がありましたら、下記のリンクからご覧いただければ幸いです。

[PR]
メールマガジン週刊isologue(毎週月曜日発行840円/月):
「note」でのお申し込みはこちらから。